本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

週末は韓国で開催されるAPMACという勉強会に参加してきました。

ヒアルロン酸注射についてアジアの代表的な先生方が情報交換を

行う勉強会です。

オーストラリア、中国、韓国、インド、台湾、日本他

多数の先生方で情報のUp to Dateを行います。

インドの先生はめったに会う機会がないのでインドの美意識を

勉強できたのは良い機会でした。

インドは世界で最もダウンタイムを嫌う国だそう。

日本も負けてないかもしれませんが（^^;;)

国際美容医療研究会の当山会長も参加されていました。

美容外科界の重鎮にもかかわらず、

患者様のために最新の情報収集をずっと続けておられる姿には脱帽です。
この姿勢は僕もずっと見習い続けなくてはと思いました。

さて、世界の美容医療事情はそっくりさんを作るのではなく（笑）、

若いときの美しさをずっと変えない、にチェンジしています。

アジアも例外ではありません。

僕自身はヒアルロン酸の注射をオーストラリアのフリン先生に

基礎を教えて頂きました。

その時の記事はこちらです。

今回もオーストラリアの先生の先生の発表が

ナチュラルで美しい、と感じました。

様々な国籍の人が混在する国でしかも英語圏ですので、

情報のUp to Dateも早いのでしょう。

コンピュータで顔の形状の変化を細かく計測していき、

細かく修正していっています。

人からは

「きれいになったけど何したの？ナチュラルでわからない」

と言われる、僕が好きなパターンです（笑）。

9月の日本美容外科学会総会（JSAPS)で

ボトックスを併用した下顔面の形成の発表をお願いされているので、

今回の勉強会はとても参考になりました。

加齢とともに起こる下顔面の変化。

今後も研究を続けたいと思います。

というか、アジアの美容医療、とっても進んで行っているかも。

少なくとも3年前の日本には追い付いてきています。

こういうのが情報化社会というものなのでしょうか？

日本勢も負けてはいられませんね。

一番勉強になったのは合併症について。

アジアは人口が多くため、合併症の報告も多く集まります。

以前ニュースにもなったように

安い注入剤をいれたり、荒っぽい手技の注入をされたりすると

思わぬ合併症を引き起こすこともあります。

特にプロの皆様、眼角動脈には注意！！

患者様はきちんと顔面動脈の走行の勉強をしている

専門の先生に注射をしてもらってくださいね。

合併症については日本で重大な合併症が起きないように

プロの皆さん向けに９月２８日、２９日の

日本アンチエイジング美容外科・美容再生研究会の

東京Live Forumで今回の情報も含めて情報共有をしたいと思っています。

皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。

 

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