本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

さて、新しく導入したイスラエル製のパーフェクション。

パーフェクションは薬液をジェット噴流で針なしで0.2mmの細さにして

色々なお薬を皮下6mmまで注入可能という最新医療機器です。

外径0.2mm以下になると注射時の痛みや内出血は極端に減るため、

僕が開発しているピンセット、糸や針は全て0.2mm以下なんですよ。

さて今回のお題は「無痛で行う脇ボトックス」。

美stの撮影時にクリニックBの下島先生に教えて頂いた、

スタイルを良くみせてくれる

「下島ポーズ」を王子先生と一緒に意味もなく取りながら（笑）

「はたして脇ボトックスを無痛で出来るのか！？」

研究のスタートです。

前回のアンチエイジング外科学会ではるばるイスラエルからお越し頂いた

技術者のレシピを参考にボトックスでお試し。

ヒアルロン酸注射と違いボトックス注射はサラサラしているので、

そもそも針なしで液体のみを噴出するパーフェクションでは

簡単に液漏れしてしまうため難しいとのことでしたが

その技術的困難さは王子先生の慶応大学の頭脳で

難なくクリア。

さすが慶応大学医学部現役合格するだけのことはあります。

早速トントントンと軽快に注入していってくれます。

これは画期的。

正直言って僕は脇の汗や臭いにはそこまで困っていませんでしたので

少しでも痛ければ

帰るつもりだったのですが（笑）

トントントンとたたかれているような心地よい

刺激のなか、無事にボトックス注射を終えることができました。

施術中の写真です。

このように皮膚が盛り上がっており、

きちんと真皮内にお薬が入っていることがわかります。

これは画期的！！

というわけで早速メニュー化を急ぎたいと思います。

ずっと夢見ている無痛の治療がまた増えそうです。

脇ボトックスで通われている皆様、

楽しみにお待ちくださいね。

さて昨日から友情出演して頂いている竹内力さんの

ラインスタンプアワード２０１５、

投票はこちらからです。

締め切りは今日まで。

人間で唯一、ノミネートされている

竹内力さんに是非ご投票ください（笑）。

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