本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

ボトックスの続きです。

DMAE？今初めて聞きました。

前回の美容外科学会で宇都宮竹内クリニックの竹内先生が報告されたのですが、

ボトックス後の副作用の眉毛下垂に対してDMAEの注射が効くんです。

そうなんですね！

はい。ボトックスと逆に筋肉の作用を増強するので、

引き締めることが出来ます。

すごく興味深いですね。また今度詳しく薬剤を教えて下さい。

はい。あと、額、目以外のボトックス注射について教えて頂きたいのですが。

クビの皺に対するボトックス注射も可能です。あと、顎の梅干し皺、

そして口角下制筋に注射すると口角を上げることもできます。

なるほど。

唇の周りのしわに対しても有効です。

はい。それでは僕の今の最新の研究をみて下さい。

こちらがコンピューターで作った若い人の顔。

この方が年を取った時の顔です。

すごいですね。

顎のボリュームと咬筋が年と共に太って行くと僕は思っています。

そのために、顎と咬筋にボトックスを打つ小顔ボトックスが当院では人気です。

こういう概念はアメリカではありますか？

（少し考えて）はい。

もしそのような顔面の老化に対する文献があれば教えて頂きたいのですが。

そのような文献を見た事がないのですが、

咬筋の治療は人気です。

先生は咬筋にはどのくらい量のボトックスを打ちますか？

以前僕が行ったボトックスセミナーでは、

一度に２５単位までが副作用がなく安全だという結論になっていて、

１回にその量を注射しています。時々２回必要な人もいますが。

アメリカではどうですか？

 

さて、アメリカのボトックス注射事情はどうなのでしょうか？

ボトックス３に続きます。

 

ちなみに

 顎のボトックス注射の記事はこちらです。

 

 

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