本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

胸像で有名なネフェルティティー。

美しいフェイスラインで有名です。

ネフェルティティーフェイスリフトはこの顎の形を

ダウンタイムなく追求するという最新のフェイスリフトです。

僕自身がライブサージャリーで美容医師の皆さんに

最新のネフェルティティーフェイスリフトの方法を

お見せすることになりました。

思いっきり笑った時に出来る頚の縦じわ。

これが広頸筋で、加齢とともに発達していき、

顔を下方向に引っ張るためにフェイスラインが下方向に崩れていくことがわかりました。

ネフェルティティーフェイスリフトは顔を下方向に引っ張る

にっくき広頸筋をまずはボトックスでボリュームを減らしていきます。

スマホの見過ぎで下を向く事が多くなり、「スマホ顔」という

フェイスラインが崩れた顔になるためアメリカで流行っていっているそう。

日本では小顔ボトックスが人気でしたが、欧米ではもともと小顔の人が

多いので、ネフェルティティーフェイスリフトの方が流行っているとか。

ただ、スマホ顔が治せるという事実が伝われば日本でも流行するでしょう。

使用する単位は１００単位。結構な量ですので、

確実に広頸筋に作用させないと嗄声などの副作用を起こすことがあります。

抗体の問題もありますので美容医師の方は品質の良いボツリヌストキシン製剤を

お使いください。

注射が終わってから、次にゴールドコグを入れる事に。

ゴールドコグは溶解するPDOの表面にナノゴールドのコーティングをしているため、

引き上げ強度を高めているのが特徴。

先日の国際学会で紹介されて購入してきました。

皮膚内での持続時間も長いとのこと。

いわゆる溶けない「金の糸」とは違います。

体内で溶解する糸のため安全と言えますが、

レーザーを当てるとどうなるかなど銀座美容

研究所で調べてみました。

結果は全く問題なしでした。

こちらの実験の様子は動画を作っていますので

後日公開いたしますね。

コーティングを剥がしたところ。

99.99%純金であることと、非常に薄いコーティングのため

アレルギーの問題もなさそうです。

実験中、糸を抜こうとして持ち上げると

たった1本の糸で250gのバラ肉が持ち上がりました！

ゴールドコグ、すごい引き上げ力です。

ただ、コーティングでチクチクしそうなので

まずは自分自身で痛みをチェックすることにしました。

ネフェルティティーフェイスリフト２に続きます。

 

 

 

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