本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

切らない陥没乳頭手術は切らない眼瞼下垂手術、

切らない鼻翼縮小手術に続いて当院で開発された

切らないシリーズ。

切らない眼瞼下垂手術のために作られた

後戻りを防ぐ糸、エンジェスレッドを用います。

まず大まかに太いエンジェスレッドで組織を持ち上げて

陥没乳頭を治したあとに

同じく細いエンジェスレッドで

ディテールをこだわって美しい乳頭の形を作っていきます。

術後、後戻りをふせぐため術後１ヶ月くらいは圧迫禁止です。

柔らかいスポンジでガードしてブラジャーをして頂いています。

もう一例お見せしますね。

ただ、全例を切らずに行えるわけではありません。

最近手術を改良して引き上げ力があがり、

かなりの例で切らずに手術が行えるようになりましたが、

重度の場合はやはり切開が必要です。

引っ張ってみても拘縮が非常に強く、全く乳頭が出てこない場合です。

その場合は切開をして拘縮をしっかりと解除してから、瘢痕組織内に

皮弁を挿入して後戻りを防ぎます。

切開の場合も細いエンジェスレッドでディテールにはこだわります。

切開の場合は上下に5mm程の小さな傷ができますが、

時間の経過とともに目立たなくなっていきます。

術後１週目の状態です。

 

陥没乳頭は放っておくと授乳の時に乳腺炎などの原因となります。

個人的には乳管を温存し授乳機能を保てる

切らない手術がおすすめです。

陥没乳頭でお悩みの方は

東京皮膚科・形成外科

03-3545-8000

までお気軽にご相談下さい。

 

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