大きく分けて①埋没法 ②部分切開法 ③切開法 ④眼瞼下垂手術 の4通りがあります。
①埋没法
埋没法は医療用の髪の毛より細い糸を使用してまぶたの皮下を数箇所とめて二重のラインを作ります。糸を通すだけの方法なので、切開法と違って短時間で終わり、腫れが少ないのが特徴です。
まぶたの前の瞼板前脂肪が多く二重のラインが形成しづらい方は針穴より脂肪を取り除くことにより、より後戻りの可能性を少なく出来ます。
②部分切開法
7mmほど切開をして二重のラインを形成しづらくしている瞼板前脂肪を取り除きます。当院では顕微鏡技術を応用して埋没法の針穴から脂肪を取り除くことが出来るため、最近ではほとんど行われなくなりました。
③切開法
二重のラインに沿って切開を加え、二重を形成しづらくしている瞼板前脂肪を取り除きます。同時に目の上のたるみを取り除けるため、目の上のたるみがある方に適応があります。
④眼瞼下垂手術
目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)が弱く二重が出来にくい方(眼瞼下垂の方)に適応があります。眼瞼下垂の方は目が細く、眉を上げて目を開けているのが特徴です。眼瞼下垂の方は普通の二重の手術をしてもあと戻りをしやすいしやすいため、挙筋短縮を行って目をパッチリと開けるようにすれば、後戻りはほとんどありません。