プラセンタ注射｜東京皮膚科・形成外科

プラセンタ注射の施術内容

プラセンタ注射
プラセンタとは、ヒトの胎盤から精製された薬です。ヒトの胎盤には、発育成長に必要な高純度な栄養が集中しており、そのエキスを体内に取り入れることで新陳代謝が促進され、皮膚や全身の細胞機能を活性化します。
主に、肝機能の治療薬として使用されており、ウイルス肝炎、アルコール肝障害における幹細胞の修復、再生の働きがあります。それ以外にも、子宮内膜症、不妊症、更年期障害の治療にも用いられてきました。

プラセンタには、ビタミン、アミノ酸、ヒアルロン酸、ミネラルなどの生体維持に必要な多くの栄養素、様々な酵素、細胞増強因子、サイトカインなどが高濃度に含まれています。細胞の新陳代謝を正常化する作用により、免疫力・自己治癒力を高め、美肌効果やアンチエイジングなどに効果がある美容治療としても注目されています。

主な効果として
美白・美肌効果：新陳代謝が促され、メラニン色素の生成の抑制が期待できます。抗酸化作用があるため、シミができにくい肌へと変わっていきます。
保湿効果：高い保湿力が長期間持続します。
活性酸素の除去：細胞を傷つけ老化や病気の原因となる活性酵素を除去する効果があります。
基礎代謝の向上：高齢と共に衰えていく基礎代謝を高め、若返りやアンチエイジングに効果的です。
細胞の再生：ダメージを受けた細胞を修復し、新陳代謝を促進します。
自律神経の調整：精神的な疲れは、身体にも不眠症、イライラ、心配性などといった形で出現します。
　　　　　　　　その様々な自律神経失調症においても効果的です。

当院では、ラエンネック注射・メルスモン注射を取り扱っています。初めての方は、1回１Aとし、１日最大投与は、３Aまでとさせて頂きます。投与方法は、筋肉注射又は皮下注射です。

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プラセンタ注射の手術のリスク・副作用について

・注射部位の痛み・しこりが起こる可能性があります。また、注射部位付近がだるくなることがありますが、数日程度で改善してきます。
・注射の刺入部に、内出血や神経痛などを起こす場合があります。内出血が起こった場合は完全にひくまでに２週間程度かかることがあります。
・稀に（発現率3.0％未満）に、注射により、過敏症（発疹、発熱、発赤、掻痒感など）の症状が現れる場合があります。その場合は、ご来院ください。
・プラセンタ注射を受けた場合は、献血ができません。

【ウイルスや細菌などに対する安全性】
ウイルスや細菌に汚染されているヒトプラセンタが本製品の原料に混入しないよう、本製品の製造にあたっては、次のような汚染防止策をとっております。
①ドナースクリーニング　→　②受入検査　→　③高温（高圧蒸気）滅菌処理　　→　④製品試験
このように3回にわたる検査と、滅菌工程により、梅毒、結核、淋病、B型肝炎、エイズ（後天性免疫不全症候群）、成人T細胞白血病、リンゴ病などの陰性を確認しており、ウイルス・細菌による本製品の汚染防止対策をとっております。

【病原性プリオンなどに対する安全性】
正常のプリオンに異変するには一定の時間が必要ですが、ヒトプラセンタは、約10ヶ月しか、母体の体内に留まることのない極めて暫定的な組織です。また、本製品を含めヒトプラセンタを原料として製造される医薬品の投与により、感染症伝播した時の報告は現在までに国内・国外ともにありません。しかし、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの伝播のリスクは理論的には完全に否定することはできません。
なお、ラエンネック、メルスモンを含む人胎盤由来製剤使用者は、このことから献血を控えることが求められています。

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