2019 . 9 . 5
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の施術内容
現在、二人に一人ががんを発症し、三人に一人が亡くなっている状況で、がんは日本人の死因の第一位となっています。
がんの治療方法としては、手術療法、化学療法、放射線療法の三大療法があります。がんの種類や病期により、単独もしくは、組み合わせて治療していきます。多くは、化学療法が選択されますが、副作用が非常に強いことや治療効果に個人差があります。
そこで今、注目されているのが、第4のがん治療とも呼ばれている免疫細胞療法です。三大療法(手術、抗がん剤、放射線)との併用ができ、その併用により相加・相乗効果も期待できる治療法です
免疫細胞療法とは、本来持っている自己の免疫細胞の働きを強化しその細胞を体内に戻すことで抗腫瘍効果を狙う治療法です。この治療は、副作用が非常に少ないことがメリットとして上げられています。免疫細胞治療は、ご自身の細胞を用いた治療であり、重篤な副作用を引き起こすことはありません。まれに、一時的な発熱や悪寒を生じる場合がありますが、1~2日程度改善されます。
当院での免疫細胞治療は、NK細胞を体外へ取り出し、特定の条件下で培養することで 活性化するとともに、その数も100倍~1,000倍に増加させます。それを再度体内に戻すことでがんを小さくさせる、あるいは大きくなるのを遅くすることやがんの再発予防を狙った治療法です。
NK細胞療法
体の中のがん細胞を見つけて攻撃するリンパ球の一種NK(ナチュラルキラー)細胞を使ったがん免疫細胞治療です。NK細胞はがん細胞であれば部位や種別に関係なく無差別に攻撃する特性を持っています。 そのためがん種やがんの進行状態を問わず選択される治療法です。 この治療は患者さんの体内から採取したNK細胞を体外で培養することで大量に増殖させ、さら に活性化させたものを体に戻すというものです。 活性化させた大量のNK細胞による抗腫瘍効果を期待する治療法となります。
当院では、予防目的で初めてNK細胞療法が厚生労働省から認可が下りた治療です。
NK細胞とは、リンパ球の一種であり、がん細胞やウイルスに感染した細胞などの異常な細胞を見つけ次第、攻撃をします。加齢に伴い、NK細胞数は減少し、がんにかかる率も上がっていきます。そのため、予防的にN細胞を増やすことで、がん予防に効果的です。
治療流れ
◎感染症の採血を実施してからの施術になります。 (感染症がある場合、治療をお断りする場合があります)
◎感染症が陰性を確認した後、血液を50cc採血し培養センターにおくります。
◎約2週間かけて、免疫細胞を増殖させていきます。
◎受診日に合わせて、点滴により免疫細胞の投与を行います。
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の施術概要
★手術・レーザー脱毛・エステの予約キャンセルについて★
当日キャンセル・無断キャンセルを繰り返した場合、以降のご予約を制限させていただくことがございますので、ご了承くださいませ。
※下記料金に別途カウンセリング代¥1,100がかかります。
価格 |
採血代:27,500円 NK細胞:1回 330,000円 ※化学療法との併用では採取あるいは投与した細胞が抗がん剤の影響を受けてしまうため、採取・投与時期等の調整が必要となります。詳しくは、お問い合わせください。 |
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