鼻尖縮小術＋耳介軟骨移植(アルマジログラフト）｜東京皮膚科・形成外科

鼻先のボリュームが気になるとの事で来院されたモニターさんです。

①皮膚の厚み②皮下脂肪の厚み➂大鼻翼軟骨の横方向への開きが原因で鼻先のボリューム感がでているタイプと診断しました。

治療方針ですが

①皮膚自体の分厚さを薄くし過ぎると血流障害のリスクが高まるため皮膚の厚みは変えません。その変わりに鼻先にほど良いサイズの軟骨を移植して高さを出すことで皮膚の分厚さを緩和します。

②大鼻翼軟骨間に存在している皮下脂肪を移動させ鼻尖部のボリュームを減量します。

③大鼻翼軟骨を周囲組織と分離(scroll ligament、nasal hinge complexの分離、膜性鼻中隔の部分分離)後、大鼻翼軟骨の頭側を部分切除(cephalic trimming)し内側脚、ドーム間、中間脚縫合し鼻先の土台を再建。土台を強固にする事で鼻先に軟骨を移植した際、土台となる大鼻翼軟骨が移植した軟骨に押しつぶされる事なく、移植した軟骨分の高さが鼻先に反映されます。また大鼻翼軟骨内側脚間には耳介軟骨の直線部分を挟み強固な内側脚を再建しています。

形成外科治療手技全書Ⅶ　美容医療より引用

今回耳介軟骨を鼻先に移植ました。写真のように軟骨膜を付けた状態で軟骨間にメロンパンの表面のような割れ目をいれて細工しました。こうする事で軟骨の柔軟性が増し鼻先の形にフィットします。軟骨は２枚重ねで移植しています。

術直後、術後１週間の経過です。まだ腫れが強くでている時期です。上記写真が手術の最終結果ではありません。ダウンタイムの参考にしてください。

現時点で明らかなに変化した部分としては鼻先を斜め下方向に延長した効果として鼻柱・鼻翼関係(ACR)が改善し鼻柱～上口唇までの長さが短縮したかの様に変化しています。

鼻の孔の形も丸から縦長になり下から見てもすっきりとした印象の鼻先になりました。

鼻手術の場合、腫れが落ち着くまで最低約３ヶ月かかります。今後の経過もブログにアップしていきます。

現在、モニター募集中です。

料金　鼻尖形成(切開あり)+耳介軟骨２枚　５０万円＋税

パーツモニターで正規料金の２０パーセントオフ。全顔モニターで最大４０パーセントオフです。

東京皮膚科形成外科　日本橋院にて毎週金曜日勤務しています。

形成外科専門医　原田まで問い合わせください。

リスク

腫れ、内出血、感染、傷跡、麻酔薬アレルギーの可能性など

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