東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 原田崇史
原田崇史ドクターブログ
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顔面の老化は、顔面骨格の骨吸収、支持靭帯の弛緩、脂肪組織の減少・下垂、表情筋、皮膚の弛緩等が相互作用を及ぼしなら進行していきます。
その中でも顔面骨は、すべての基礎となる土台です。
年齢、性別、人種によって個人差はありますが、加齢とともに選択的骨吸収が生じます。その結果、前額部・側頭部の痩せ(ゴツゴツした顔、こめかみのコケ)、くぼみ目、鼻が大きくなる等の加齢現象が生じます。
選択的骨吸収の生じやすい部位は、眼窩、梨状口、側頭骨、下顎骨、前頭骨です。
アンチエイジング治療において全ての土台となる顔面骨格のボリュームロスを補う
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鼻尖縮小術+耳介軟骨移植(アルマジログラフト)、術後1か月の経過です。上段が術前、下段が術後1か月の写真です。まだ腫れが強い時期なので完成ではありません。術後1か月のダウンタイムの参考にしてください。腫れが落ち着くまで最低3ヶ月はかかります。
上記赤線は鼻尖幅を示したものです。まだ腫れが強い時期ですが、術前より鼻尖幅は縮小しています。下段の写真では横に広がり傾向だった鼻孔の形も縦長になり下から鼻を見上げてもスマートな鼻に見えます。鼻柱の傷跡はまだ赤みが残っていますが、術後3ヶ月をピークに薄くなります。傷跡が赤い間はお化粧等で隠してい
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鼻先のボリュームが気になるとの事で来院されたモニターさんです。
①皮膚の厚み②皮下脂肪の厚み➂大鼻翼軟骨の横方向への開きが原因で鼻先のボリューム感がでているタイプと診断しました。
治療方針ですが
①皮膚自体の分厚さを薄くし過ぎると血流障害のリスクが高まるため皮膚の厚みは変えません。その変わりに鼻先にほど良いサイズの軟骨を移植して高さを出すことで皮膚の分厚さを緩和します。
②大鼻翼軟骨間に存在している皮下脂肪を移動させ鼻尖部の
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