東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 原田崇史
原田崇史ドクターブログ
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眉下切開とは眉毛の生え際直下で目の上の余った皮膚を切除する施術です。
瞼が開きにくくなった方の中で、挙筋機能(上まぶたをあげる力)は問題ないものの、上まぶたに余分な皮膚があるため、それが重りになって目が開きにくくなるケースは眉下切開の良い適応です。
上段は術後一週間
下段は術前
術後一週間のためまだ腫れはありまりますが、上まぶたの重みも改善され目が楽に開くようになったとご満足いただいています。目と眉の間隔が自然と狭くなりより美しい目になる効果もあります。眉下に傷はありますがあまり目立ちません。術後3ヶ月は赤みや硬さが継続す
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陥没乳頭とは、真ん中がくぼんでいる乳首、平坦な乳首の事を言います。
刺激を加えても出てこない場合を真性、刺激を加える事で出てくるものを仮性と呼びます。
原因は、バストの発育に乳管(母乳が通る管)の発育がおいついていない事で生じます。
見た目の問題もありますが、授乳が困難であること、陥没部分に垢がたまりやすく不衛生になり乳腺炎になりやすい等の問題もあげられます。
一般的には切る陥没乳頭手術を行っている施設が多く、傷跡が目立つ、再発、術後血流障害などが問題になります。
当院の切らない陥没乳頭手術の場合、上記写真のように4か所、3㎜程度の穴をあけます。その穴から
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東洋人は西洋人に比べ皮膚が厚く硬い、皮下に脂肪・皮脂腺等の軟部組織が多い特徴があります。
また加齢とともに鼻先の脂肪が増えていき鼻先は大きくなるため、いわゆる団子鼻の方が少なくありません。
これらの問題を解消するための術式として鼻尖形成術がありますが、従来の術式では鼻先の脂肪組織を除去したあと空洞が生じるため術後にテープ・ギブスで皮膚の表面を圧迫し空洞を抑えつける必要がありました。時にギブスの圧迫により皮膚表面に傷ができたり、ギブス装着期間は外出や他人と接触しにくい等の生活に制限がありました。当院では術後ギブス・テープ固定する必要がありません。
また鼻中隔延長・隆鼻術を併用す
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