ホワイトニングでなぜ歯が白くなるのか
今日はホワイトニング治療でなぜ歯が白くなるのかについてお話致します。
まずはみなさま、
私達の歯の内部がどうなっているのか、ご存じでしょうか??
まず目に見える歯の表面は
人間の体の中で最も硬い、『エナメル質』と呼ばれる組織です。
人の体の中で一番硬いということを意外に知られてなかったりします。
そしてその『エナメル質』の内側には
黄褐色の『象牙質』という組織があり、
そのさらに内側に『歯髄』と呼ばれる、歯の神経があります。
エナメル質は96%が無機質ですが、
残りの数%に有機質が少し含まれています。
そのエナメル質のわずかな有機質が着色し、歯の変色になって表れるんです!
さらに、
エナメル質は私達が日々、食べ物を噛んでいるため年齢と共にすり減って薄くなってゆきます。
一方で
象牙質は、歯髄側に『第2象牙質』を作っていくので、象牙質の色が目立つようになってきます。
エナメル質の下の濃い象牙質の色が表面に出ているんです。
これが一般的な加齢による歯の黄ばみの原因です!
次に
『マスキング効果』についての説明をします。
歯のホワイトニングをする際には
まず薬剤でエナメル質の表面の着色を白くします。
次にエナメル質の中にわずかに存在する有機質を漂白します。
しかし、
それより内側の象牙質は漂白されないので
エナメル質がいくら白くなっても象牙質の黄褐色が透けて見えてしまい、
白くは見えません。
エナメル質はエナメル小柱という小柱構造をしているため
光の透過性がよく、象牙質が透けてしまうんです…。
ここでホワイトニング剤の効果その2です!
ホワイトニング剤は、歯の表面や有機質を白くするだけでなく、
エナメル質の表面の構造を、
角状から球状に変化させる作用を持っています。
そうすることで
光の乱反射が起こり、象牙質の色が透けて見えなくなるんです!
ホワイトニングは歯を一切削ることなく白くすることができる治療です。
さらに最近のホワイトニング剤には歯を強くする成分が含まれていたり、
ホワイトニング後のナノアパタイトコートによって、
歯をより強くする事が出来るのです!
ホワイトニングで歯が解けると思っている方や、
歯が弱くなるのでは・・と思っている方がまだまだ多い様です。
実際私は、ほぼ毎日ホワイトニングをしていますし、
今このブログを書きながらもホワイトニングしています。
そして私のお口の中には今虫歯は一本もないですし、
歯周病にも罹っていません。
お手軽に歯を綺麗に出来るホワイトニングが
もっともっと世の中に浸透して行く様に努めて行きたいと思います。
ただ今、オフィスホワイトニング
9800円にて施術可能です。
東京皮膚科 形成外科
0335458000
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