クマ撃退法
年齢とともにクマが出て来たという方、多いのではないでしょうか??
それは疲れや寝不足が原因ではありません!
その原因は・・・
実は、加齢とともに目の周りの骨が減って来ているからなのです!
各年代の男女の頭蓋骨をMRIで撮影して比べてみると、
高齢になるほど頭蓋骨が下方向へと崩れ、眼窩(がんか)という眼球の入る穴が拡大している……という結果が
アメリカの美容医療雑誌『Plastic and Reconstructive Surgery Journal 2011』で発表されています。
これらの変化は、頭蓋骨の骨量が減少してしまう、
つまり頭蓋骨が痩せてもろくなる『骨粗鬆症』が原因と言えます。
このようにして頭蓋骨が痩せると、頭皮がたるんでフェイスラインがぼやけたり、
骨がくぼんで行く事によって皮膚がたるみ、結果的にクマとなって表面に表れるのです。
さらに、あごが痩せて口元のシワが増える、ほうれい線が濃くなる……
などの変化もあらわれてくるのです!!
なんとも・・怖いですね・・・
つまりこういった老け顔への変化は、
肌の老化だけでなく「頭蓋骨の老化」のせいでもあったんですね!
顔の印象を老けさせるシワやたるみが、
骨の劣化による骨粗鬆症が原因だったとは、今まで私たちが考えもしなかった事実です。
特に女性は加齢とともにホルモンの関係で骨が早くなくなりやすい事が知られていて、
男性に比べて女性の方が何と約3倍も骨粗鬆症の患者数が多いというデータもあります。
そこで当院のクマの治療としては、
まずなくなった骨の部分に骨用のヒアルロン酸を注入します。
比較的、深い所にヒアルロン酸を入れるので、
唇などの血行の良い場所に比べて、ヒアルロン酸の減るスピードがかなり遅いです。
その後、ヒアルロン酸注入部位が落ち着いてからPRP(池田式再生療法)治療をします。
骨の形はヒアルロン酸によって整っているので、PRPではわずかなくぼみや小じわを再生させます。
これによってクマのない若々しい目元になります。
PRP治療は自身の血液を採取し、成長因子をとってクマ部分に注入し、もう一度新しい細胞を作っていくものです。
実際の症例をご覧下さい
Before
黒っぽいクマが目立ちます、凹みになっています。
After
黒っぽい影が消え、血色が良くなっています。
凹みもなくなりました。
また女性は、女性ホルモンの減少にともなって骨密度が低下することは避けられないそうですが、
丈夫な骨の維持のためには骨密度だけでなく「骨の質」も重要なのだそうです。
骨の質を上げるために必要な栄養というとまずカルシウムが思い浮かびますが、
実は骨の約50%はコラーゲンでできています。
そこで、大豆イソフラボン(納豆、豆腐、豆乳など)や、ビタミンB群(レバー、モツ類、海藻など)、ビタミンK(納豆、卵、ほうれん草など)の摂取で良質なコラーゲンを体内に取り込みましょう。
内側と外側からのアンチエイジングでいつまでも若々しく、健康でいたいものですね☆
東京皮膚科 形成外科
0335458000
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