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東京皮膚科・形成外科 歯科医師 櫻井千春

櫻井千春ブログ

歯科医師櫻井によるブログです。歯やお口のことだけでなく、美容や健康についての様々な事をご紹介しています。

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コレステロールを下げる食材

 

先日おこないました、私の血液検査の結果が返ってきました!

 

私は過去に大きな病気もした事がなく

ほぼほぼ健康なんですが、一つだけ異常な数値が・・・!!

 

『コレステロール値』が高すぎるのです!

にも関わらず、『中性脂肪』が低すぎるのです。

 

 

中性脂肪が低いと、万一のために蓄えられている脂肪が少ないので、

体力が落ちてきたり免疫が弱くなるなどの症状が出るそうです。

 

確かに体力に自信はないです。

すぐ疲れちゃいます。。。

 

 

またコレステロールが高いと、血液の循環が悪くなり、動脈硬化などの原因となるそうです。

そのため、そういった人は中性脂肪を高め、コレステロールを低くしてあげる必要があります。

 

しかし、中性脂肪が低いといっても、検査結果30mg/dl以上あるのであれば、大きな問題になることはないと言われているようです。

 

そこで、まずは優先順位としてコレステロールを下げることから始めてあげるといいそうです。

 

ただし、中性脂肪がなぜ低いのかその原因が、肝臓や甲状腺などの病気を原因としているのであれば病気の治療を優先する必要があります。

 

普段から中性脂肪が正常の数値であったにも関わらず、突然低くなった場合や、体に痛みとして現れたときは、要注意です。直ちに病院で検査しましょう。

 

私にはこういった、病気の疑いがないにも関わらず、30mg/dlを下回っているので、

まず食生活や生活習慣を見直すことにしました!

 

 

特に女性の場合、無理なダイエットできちんと食事を摂っていないことが原因となり基準値を下回ることもあるそうです。

 

毎朝、朝ご飯を抜くことが多いので今後はしっかりと摂ろうと思います。

 

☆食べすぎはコレステロールを増やす

コレステロール値が高いことがわかったら、まず食事を改善します。
特に注意したいのが食べすぎです。

一度の食事の量が多かったり、エネルギーが過剰だったりすると、コレステロールの合成がさかんになります。

 

 

☆悪玉を減らし善玉をふやすことが大切

→悪玉コレステロールを増やす食事
脂肪を構成する物質には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、問題になるのは飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸は動物性脂肪に多く含まれます。

動物性を1に対して、植物性を1~2の割合でとるのが理想的です。

 

■悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸を含む動物性脂肪
バター、牛・豚の脂身、パーム油、ベーコン、コンビーフ、ラード、生クリーム、チーズ、チョコレートなど

(私の好きな物ばかりでした・・・反省。)

 

 

また含まれるコレステロールの量にかかわらず、必要以上の量の食事を続けることでも、コレステロール値は上がります。

 

 

☆植物性脂肪は悪玉コレステロールを下げる
悪玉のLDLコレステロールを下げる作用のある不飽和脂肪酸は、おもに植物油に多く含まれています。

 

■コレステロールを下げる不飽和脂肪酸を含む植物性脂肪
ベニバナ油、コーン油、ヒマワリ油、、オリーブ油など

 

しかしこれらはやはり脂肪ですから、摂り過ぎは禁物です。

 

☆悪玉コレステロールを下げる食事法

コレステロールを下げるためには食事の内容や量も大切ですが、食事のしかたを見直すこともポイントとなります。

まず基本となるのは、カロリー制限です。

エネルギーの摂り過ぎはコレステロールの合成を促進します。

 

食事の回数を減らしても一度の食事量が多いと、体内にエネルギーが急速に入るので、コレステロールの合成が逆にさかんになってしまいます。

 

 

①朝食は抜かずにしっかり食べる
朝食を食べないと昼食でとったエネルギーやコレステロールを余分に吸収することに。

 

②夜食は食べない
睡眠中に夜食でとったエネルギーやコレステロールを蓄えてしまいます。

 

③偏食はやめる
バランスよくできるだけ多くの食材をとれば、自然と悪玉コレステロールが減ります。

 

④早食い・ドカ食いはしない
食べ過ぎは肥満の原因にも。

 

 

☆コレステロールを上げない魚介類は積極的に食べましょう
魚も肉と同様、動物性の食品ですが、含まれる脂質の種類は肉とは大きく異なり、コレステロールを上げる作用はありません。

魚に多く含まれる不飽和脂肪酸には、DHAやEPAがあり、

中でも、あじ・いわし・さば・さんまのような青背の魚といわれるものには、DHAやEPAがとくに多く含まれるので、コレステロール値が高い人でも気にせず食べられるたんぱく源です。

 

 

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☆善玉を増やし、悪玉を減らす食事
■大豆・大豆製品

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大豆などの植物性たんぱく質は、コレステロールを下げる作用があり、生活習慣病の予防に役立ちます。大豆製品として豆腐、納豆、きなこ、おからなどがあります。

また大豆のにがみや渋みの成分のサポニンは水分と油を混ぜ合わせる乳化作用がある物質で、食物繊維が胆汁酸を吸着しやすくし、血液中や肝臓のコレステロールを減らします。

 

 

■しいたけ・きのこ類

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しいたけに含まれるエリタデニンという成分は血液中のコレステロールを減らして高血圧や動脈硬化を防ぐ効果があります。

また、まいたけの特有の成分であるX-フラクションは血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血圧を下げる効果があります。

きのこ類はどれも食物繊維が豊富なので、血圧を下げたり便秘を解消するのに効果があります。
カロリーも低いので、減量中の食事にも積極的に摂り入れましょう。

 

 

■たまねぎ、にら、にんにく、長ネギ

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たまねぎの香りの成分のアリシンには、血栓をできにくくする作用があります。

にんにくにも、アリシンがたくさん含まれています。
ねぎの白い部分に多い香りと辛みの成分の硫化アリルは、血液をきれいにしたり、血糖値を下げます。
にらにはアリシンのほけ、過酸化脂質を分解するセレンが含まれます。

 

 

■魚介類
魚介類には、アミノ酸の一種であるタウリンが多く含まれ、コレステロール値を下げるほか、血圧や血糖値を下げる効果もあります。
タウリンが豊富に含まれるのは、かきやほたて、あさりなどの貝類や、えび、たこ、いかなどです。

 

 

■こんにゃく・緑茶・ごま・酢

 

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ごまには、ゴマリグナンという特有の抗酸化物質があり、さらにセサミンやセサミノールに分けられますが、これらの成分には、血液中のコレステロールを減らしたり、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ作用があります。

緑茶の渋み成分のカテキンは、強い抗酸化作用があり、高血圧や動脈硬化を予防します。

酢には、酸性に傾きがちな体を中和させ、疲れをとったり、血液をサラサラにして血圧やコレステロール値を下げる効果があります。

こんにゃくには、グルコマンナンという食物繊維が含まれ、糖質や脂質、コレステロールが腸で吸収されるのを抑える働きをします。

 

いかがでしたでしょうか?

私たちの体は、私たちが食べている物で作られています。

 

ほんの少しの健康への意識で一年先が変わって来るのです。

 

適度な運動を取り入れつつ、食事に気をつけたいと思います。

半年後の血液検査の結果にご期待下さい!!

 

 

 

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