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東京皮膚科・形成外科 歯科医師 櫻井千春

櫻井千春ブログ

歯科医師櫻井によるブログです。歯やお口のことだけでなく、美容や健康についての様々な事をご紹介しています。

美しい唇へ 唇ヒアルロン酸

ホワイトニング後の知覚過敏について

 

 

ホワイトニングをした後に

 

知覚過敏症状が出る方がいらっしゃいます。

 

知覚過敏はホワイトニングで唯一のデメリットと言っても良いでしょう。

 

 

原因は大体は歯面の微細なヒビや亀裂です。

 

ホワイトニング後に全く症状のない方もいて、個人差が大きく

ペリクル*が戻るまでの一時的なものですが

 

症状の出やすい方は歯科医院での知覚過敏抑制剤の塗布や

知覚過敏を防ぐ歯磨き剤ジェルを毎日お使い頂くと

つらい症状が抑えられるうえ、

歯質が丈夫になって一石二鳥です!

 

*ペリクルとは・・・歯の表面を覆う、唾液の保護膜によって出来ている獲得皮膜のことで、唾液に含まれているタンパク質によってできています。

このペリクルは歯を酸から守ってくれる大切なものです。

 

 

それではここで

当院でオフィスホワイトニング後に使用しているコーティング剤をいくつがご紹介します。

 

[MIペースト]

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豊富なカルシウムとリンで再石灰化を強力に促進する歯のミネラルパックです。

唾液と比較して、はるかに豊富な約190倍のカルシウムと約20倍のリンが含まれていますので、効果的に歯の石灰化を促進します。

CPP-ACP(リカルデント)と呼ばれる成分が含まれており、これによって、お口の中の中和作用、緩衝作用、歯の再石灰化作用が促進します。

 

これをマウスピースに入れて数時間装着するとより歯にしみ込み、効果的です。

 

 

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またこの薬剤は研磨剤無配合ですが、牛乳アレルギーの方は使用できません。

 

 

[リナメル]

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髪をシャンプーした後はコンディショナーやトリートメントをすると思います。

 

それと同じで、歯のクリーニングやホワイトにイングをしてきれいになった後には、トリートメントによるダメージケアするのです。

 

通常、歯面研磨を行う際には研磨剤を使用しているので、実は細かいキズがあるのです。

そのキズを研磨剤の中に配合されているフッ素で、ある程度修復しているわけです。

 

そのような今までのケアを、より確実にした新しい予防法がこのトリートメントケアです。

 

それはフッ素に代わるナノハイドロキシアパタイトの開発によって可能になりました。
ナノ粒子の大きさは、デンタルペーストに含まれている研磨剤の1/1000。

虫歯の原因菌のミュウタンス菌と比べても1/25のサイズです。この微粒子が歯のキズを埋めて表面を平滑にするので、ミュウタンス菌が歯の中に入り込めないようにしているのです。

 

 

 

また

ホワイトニング開始直後に白い縞模様や白班が現れる事があります。

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これは歯が育つ過程の成長線です。

年輪の様に密で硬い部分と粗い部分があり、粗い部分には先にホワイトニング剤がしみ込み、効果が早く現れますが

密な部分にしみ込むには時間がかかり、最初は縞や斑点の様に見えてしまいます。

 

通常ホワイトニングを数回繰り返すうちに、消えてきますが

まだ気になる場合はマウスピースタイプのホームホワイトニングを併用していくと、なじんで行きます。

 

 

また日常生活で既に知覚過敏のある方は、

知覚過敏抑制の薬剤を塗ってからホワイトニングの施術をしておりますのでご安心下さいませ。

 

ご質問・お問い合わせお待ちしております。

 

東京皮膚科 形成外科

0335458000

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