メタルフリー治療
今日は歯の神経治療を終えた後に、
歯の中に立てる土台
「保険の金属の土台と自費のファイバーの土台の違い」についてお話をしたいと思います。
被せ物の下の土台なんて普段患者様には見えないので、
何をされているか分からない方も多いと思います。
ですので今回は歯の中の土台について、ちょっとマニアックですが、とてもとても大切な
事なので解説をしたいと思います☆☆☆
根の治療をした後の土台をたてた歯は、実はこんな風になっています!
この土台を型取りして、最終的な被せものを作って行く訳なのですが、
上の写真だけでも、
保険の金属の土台と、ファイバーの土台の違いがすぐにお分かり頂けるのではないでしょうか??
通常、保険の土台(メタルコア)は銀合金をつかっている為に、歯よりも硬く、しなりがないので
歯に力が加わった際に自分の歯の根っこが破折するリスクが極めて高くなります。
それに比べてファイバーコアは、歯とほぼ同じ固さとしなりがあるので、
歯に力が加わった際に根が折れるリスクはとても少ないのです。
神経を取った後の歯は、歯に栄養を与えている血管も一緒に取っている為、とても脆いです!!
分かりやすく言うと、ドライフラワーの様なイメージです。
外側は今までと同じ様に存在していますが、中枢は生きていないので、とてももろくて欠けたり折れたりしやすいので注意が必要です☆
(*折れてしまうと抜歯になってしまうので、本当にコワイですよ!)
なので歯を守ってあげるというメリットだけでも、私はファイバーコアをオススメ致します。
さらに、保険のメタルコアは殆どの場合銀合金を使っているので、その中の銀イオンと歯のタンパク質の硫黄物が反応して、黒っぽい硫化銀として溶け出します。
(金属アレルギーの方は特にお気をつけ下さいね!)
すると写真の様に歯と歯ぐきの間が黒ずんだり、歯ぐきが黒くなったりするのです。
あなたの周りにもこういう方よくいませんか!!?
この様な場合、歯と歯ぐきの間の変色はメタルコアを除去し変色している歯質も除去し、
新たにファイバーコアを立てて行くと改善されます。
しかしこの様に歯ぐき自体が黒く変色してしまっている場合は
歯ぐきにレーザー治療をしたり、歯ぐきを移植するオペが必要になる場合がほとんどですので、
審美的な理由からも初めからファイバーコアで土台を立てる事をオススメします。
あとは最終的に被せ物をした際の透明感が全く違います。
土台に金属を使っていると、被せ物をかぶせた時に、中の金属が透けてしまいます。
特に前歯部では審美性がかなり重要視されますので、土台も被せ物も金属を一切使わずに作るメタルフリー治療をオススメ致します。
メタルフリー治療で自然で綺麗な歯を!
私はこの様な審美歯科治療を得意としているので、
この様なお悩みをお持ちの方は一度カウンセリングにお越し下さいませ☆
東京皮膚科 形成外科
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