歯科で処方できる漢方について
東京皮膚科形成外科では漢方外来が始まりました。
土曜日18:00〜の完全予約制になっております。
そこで私は
以前から漢方薬には興味があったので、
この機会に少し勉強を始めました☆
その中でも今日は、
歯科で使用する漢方薬についてお話します。
まず
抜歯後疼痛や歯痛には
『立効酸』です。
漢方を取り扱う薬剤師さんに聞いたところ、この漢方は内服というよりも外用薬として用いる様なニュアンスだそうです。
「煎じた液を痛む歯にかける」とか
「口に含んでしばらくそのままにしておく」
と良いそうです。
これはサイシンと言う生薬によるもので、局所麻酔作用があります。
なので、実際飲んでみると口の中にぴりぴりとしたしびれ感が広がり、味覚や感覚が一時的に鈍くなります。
またショウマやリュウタンという生薬の苦味によっても知覚を鈍らせます。
次に口内炎には
『半夏潟心湯』や『黄連解毒湯』が多く用いられます。
そして
歯科領域で一番多く処方される疾患は
「口腔乾燥症」で
これに対しての処方は
『白虎加人参湯』
『麦門冬湯』が大半をしめます☆
最後に、
漢方が得意とする不定愁訴や原因不明の舌痛症には
『加味逍遥酸』です。
これは婦人科系の鉄板の漢方薬でもあります。
漢方薬は同じ疾患でも
患者さんのタイプによって処方が変わるところがおもしろいです。
ちなみに私のダイエット漢方薬は…
『防風通聖酸』です!
*漢方薬の漢字が難しすぎて変換されないものは、置き換えてあります。
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東京皮膚科 形成外科
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