東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 須田俊一
Dr.須田ブログたるみが気になる人へ、侵襲が少ない『ミニリフト』 ②もみあげリフト
60歳を過ぎて『皮膚のたるみが気になる』患者様向けにミニリフトのお話です。
こちらのミニリフトの症例の続きになるのでこちらもぜひお読みください。
下の写真のように、口元のたるみをすっきりさせたい人向いています。
それでは少し詳しく説明していきますね。
加齢によって、皮膚のたるみやしわが気になってきますよね。
治療法として、効果が大きいものはやはり”フェイスリフト”が有名です。
でも、通常のフェイスリフトでは
- 100~200万と高い
- ダウンタイムが長い、全身麻酔が必要
- 顔面神経麻痺などの副作用
などが気になってなかなかハードルが高い人も多いですよね。
そんな人にミニリフトがおすすめです。
ミニリフトでは、分割フェイスリフト+糸リフトをします。
- 33~44万
- ダウンタイムは約1~2週間と短い
- 局所麻酔で手術
ただし、フルフェイスリフトほど劇的な効果はありません。
それでは、実際の症例を見ていきましょう。
簡単に説明すると、たるんでいる皮膚をもみあげから耳の部分(黒線)切除、SMASと呼ばれる皮膚の下にある膜を縫い縮め、糸リフト(青線)で口横の頬のたるみ(jowl fat、口横のぽにょ)も引き上げます。
術直後のキズアトは写真のようになりますが、毛を切っているので最終的にはあまり目立たなくなります。
下の写真は手術前と術直後の写真です。
口横のしわ・たるみ、頬部のフェイスラインが持ち上がっていることが分かります。
下の写真は1週間後の抜糸時の写真です。
口横と頬部に皮下出血が少し黄色に見え、腫れがあり、キズアトもわかりますが、マスクをしたりお化粧をすればそれほど目立たないと思います。
痛みは手術当日のみ、ときどき糸のあたりがピキッと痛むことがあったようですが、術後2週の時点では無くなっていました。頬部の軽度の凹みは術前からあります。
下の写真は術後1ヶ月の写真です。
口元のたるみが改善し、法令線も少し改善していますね。
下の写真は術後1か月です。一番キズアトが目立つ時期ですが、髪が伸びてそれ程目立たないですよね。
今後も、術後経過の写真を追加していく予定です。
口元のたるみを改善したいなぁけど、全身麻酔や長時間のダウンタイムはとれないなぁと考えている人には、もみあげのミニリフトはとてもおすすめです。気になる人は検討してみて下さいね。
・料金:440,000円(税込) モニター割引もありますので気軽に御相談ください。
・合併症は、1週間程度、皮下出血、腫脹、開口時の痛みなどがあります。その他、血腫、感染、皮膚の隆起(Dog ear)、糸の露出、表情を動かしたときの痛み、神経障害などの可能性があります。
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