本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

先週は第５７回日本形成外科学会総会に参加するために

長崎に行ってきました。

今回は信州大学の松尾教授が眼瞼結膜の短縮を行うだけでも

下垂の改善が見込めるという発表をされました。

切開をして皮膚側から挙筋腱膜の短縮を行う松尾法だけでなく、

粘膜側からのタッキングも１０年前から行っている

東京皮膚科・形成外科としては嬉しい報告でした。

 

眼瞼の構造は複雑で、人それぞれ違うので

どの術式が一番良いというのはあり得ないと思っています。

その方の解剖の状態より、皮膚側からか、粘膜側からか

どちらがより結果が良くなるのかが決まります。

最近急に仲良くなったクリニックFの藤本先生の

スキンタイトニングについての講演も聴きました。

どの治療機器がもっとも肌が若返るのか？

というのがずっと僕が気になっているところ。

工学博士まで取得して、クリニックをお休みして

世界中の最新情報の勉強をしているところは本当に尊敬しています。

学会後に、北村理子クリニック皮ふ形成外科の北村先生と一緒に

第１回JSPRS美容医師会という名前の懇親会を行いました。

研修医時代、大阪の白壁美容外科でお世話になった

カリスクリニックの出口院長も途中から参加され、とても盛り上がりました。

学会に参加するだけではなく、こういう懇親会での情報もとても勉強になります。

今回、より良いヒアルロン酸やボトックスについての情報を教えて頂いたので、

明日からの診療に生かしたいと思います。

僕の方は５月２５日に国際美容医療研究会で

ヒアルロン酸注射のアドバンスドセミナー講師、

（こちらは満員御礼になったそうで、ごめんなさい。）

６月２８日に第１２０回日本美容外科学会（JSAPS)学術集会で

ビデオで学ぶ重瞼術のパネリストに選んで頂きました。

今回たくさん教えて頂いたので、

ご恩返しができるように頑張って発表の準備をしたいと思います。

皆様、これからもよろしくお願い致します。

 

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