本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

夏になり、世界最大の美容の学会、IMCASでの英語講演３つ、

そのうえ新たなnon-invasiveのお鼻の若返り手術の開発等で忙しく、

「ブログの更新がない！！」とお叱りを多数受けております。

皆様、申し訳ございませんでした(><)。。

さて、東京皮膚科形成外科では僕が日本にいなくてブログを更新できていない間にも

次々と新しい美肌治療はこっそりとスタートしています。

レーザー界の貴公子、河野太郎先生のおかげの部分が大きいのですが。

さて、その中で我々が選んだのは最先端IPL、

ルメッカ（LUMECCA)。

1200万円近くするバカ高い医療機器です。

（今ではも少しお安くしてくれるかもしれませんが）

（美stの取材風景です）

今さら高額なIPL??と不思議に思われる

美容業界関係者もたくさんいらっしゃると思います。

<ルメッカ（LUMECCA）概要>

さて、今回我々が高額なIPLを買った理由を述べたいと思います。

いわゆる一般の「シミ」といってもほくろやそばかす、扁平母斑など

様々な種類のものがあり、その種類に応じて専門医が診断して

その種類に応じた治療を行う

というところは今まで通り変わらないのですが。

しかし従来の治療では「確かに薄くはなったけれどもなんとなく残っている」

「レーザーを当てたけれどもまた薄く再発してしまった」

という方もいらっしゃるかと思います。

その理由を最先端美容医療科学は見つけてくれました。

それは。。

「目に見えないくらいの細かな毛細血管がシミの周囲にある場合があり、

その血管がメラノサイト（シミの色素を作る細胞）に栄養分を与えるために

再発するタイプのシミがある」。

ということだったんです！！

炎症性色素沈着もこのカテゴリーに入るのかもしれません。

従来そのような難治性の薄いシミは、河野太郎先生のような神様の手にかかれば

赤に反応するピコレーザーやシルファームのような高周波治療で

毛細血管の量を少なくしてお肌をきれいにしてもらっていました。

が、そんなオタクな美容医療は世の中の一般の医師はほとんど知らない！！

まあ、薄くはなったしね、、ということで

薄いシミは今まで放置されてきていたのです。

それが美容医療の情報格差となり、

メイクなしでとても美しいお肌の人と、

せっかく美容医療を受けたけれども薄いしみが残り、

メイクは手放せない人との差になっていたのです。

今回のルメッカ（LUMECCA)はパルス幅が非常に短い強力な光を

シミの波長のみならず毛細血管の波長も同時に出すことにより

IPLなのにレーザーに近い結果を出すことができるのが最大の特徴。

赤ら顔などの治療も同時に行いながら、しみの治療も同時に終えてしまう！！

ついでについでにお肌も若返る！！

ということが画期的なんです。

レーザーと光治療の間に位置する治療のためにすぐにお化粧をして帰れることも

かなり未来的な治療。

いやー、2017年まで生きていて皆さん、良かったですねー（笑）

さて、ルメッカは今月号の美STでも特集されています.

今月号の美STは8周年記念。40歳の時に特集さてていた美魔女のモデルさんが

8年たってどう変化しているのか！？

という僕の興味も満載な内容となっております。

80歳まで美肌を保とうという刺激的な特集（笑）。

僕と河野太郎先生も出ていますよ。

皆さん、今月号の美STもぜひチェックしてみてくださいね。

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