本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

前回のウルトラZの続きです。

さて、新しく導入したウルトラゼット。

韓国でウルトラゼット国際セミナーがあるとのことで、

白石先生と一緒に参加してきました。

まずは背中の脂肪吸引後の凸凹の修正から。

麻酔液を入れて膨らませて、膨らんだ場所の脂肪をウルトラゼットで溶かします。

しかし韓国の女性は背中のシルエットにまでこだわるんですね。

これは美しい人が増えるのにも納得です。

その後、下腹部、太もも、お尻のウルトラゼット＆脂肪吸引、

そしてコンデンスリッチファットによる

前額と頬、鼻、顎への脂肪注入を見せて頂きました。

顔へ脂肪注入を行うと、後々に体重が増えた時に

顔も太ってしまうため、今まで僕は消極的でしたが、

ウルトラゼットの登場で将来的に太ってしまてボリュームアップした時にも

溶かす事ができるようになりました。

これはすごいイノベーションだと思います。

溶かす技術ができたことで、ヒアルロン酸で気に入ったら、

その顔を再生医療や脂肪注入でキープすることができるんです。

針穴から脂肪が溶かせるようになったからこそできる技。

もちろん、ほうれい線や顎など、深い部分限定ですが。

個人的には加齢とともになくなっていく前額、頬、顎への注入が

一番良い適応だと思いました。

脂肪吸引についてですが、

僕はまず漢方薬などのメディカルダイエットをしてもらってから

どうしてもという部分痩せに脂肪吸引をおすすめしていたのですが

衝撃の事実が判明。

 

太ってしまった人の場合、ウルトラゼットを行ってからダイエットをする方が、

皮膚のたるみや肉割れも防げて美しいボディーを作れるとのこと。

また、妊娠前に脂肪吸引をしたほうが、

妊娠中の皮膚の伸びの量が少なくなり、

美しいボディーラインをキープできると教えて頂きました。

あらまあ奥様、なんということでしょう。

妊娠前に、産後のお腹の美しさをキープするためにウルトラゼットですって。

さすが韓国、美意識の高さにびっくりざます（笑）。

そしてダイエット前にも有効と。

先に美しい結果がパッと出た方がその後のダイエットモチベーションも保ちやすいそう。

そうですか。僕もやらなきゃ。

あっもうやってた（笑）。

そういえばYuuさんも言っていました。

一度理想の体を手にいれたからこそキープできると。

今まで、「ナチュラルが一番」とみんな思っていたでしょうし、

僕もそう思っていましたが、

ナチュラルだと老化しますし、ボディーラインも崩れ、

モチベーションも下がります。

特に加齢とともに膨らむ下腹部。

みんな膨らんで皮膚が余っている理由が子供を産んでいるせいであり、

そのたるみが予防あるいは治療できるのであれば、

ウルトラゼットに頼るのもありなのかもしれません。

将来は子供がいる人でも、美しい体型を保つ時代が来る予感。

（韓国はすでにそうなっている美意識がすごいですが）

そういうわけで中学生のお子さんがいらっしゃるのに驚異的な体型の持ち主、

白石美緒先生にボディーデザインを担当してもらうことになりました。

白石先生は１０年以上も前からの僕の患者様で、

アンチエイジングについても研究熱心。

どうすれば若さと美しさを保てるかは白石先生の方が良く知っているかも（笑）。

その白石先生のブログがもうすぐスタートします。

皆様、お楽しみに。

この方達は韓国のセミナーで出会ったタイの女医グループ。

白石先生の体形へのこだわりと一緒で

女性ならではの視点もあるでしょうし、

今後アンチエイジング部門に進む女医さんが増えそうです。

当院のもう一人の美人女医、櫻井先生のブログはこちら。

メイクネタも多く、僕よりも人気コンテンツになっています。

ちょっぴりジェラシー（笑）。

なにはともあれ、今後も東京皮膚科形成外科をよろしくお願いいたします。

 

▲ウルトラゼットトップへ戻る