東京皮膚科・形成外科 池田総院長ブログ
「本音美容辞書」 東京皮膚科・形成外科総院長ブログです。毎日最先端美容情報を発信。美容のプロの方も必見のブログです。「読むだけで美しくなるブログ」を目指します。東京皮膚科・形成外科総院長の本音トークのブログです。
粉瘤(アテローム)
僕自身の目の横にできた粉瘤を
形成外科認定医の先生に手術をして頂きました。
現在術後2年ですが、傷跡もほとんど目立ちません。
粉瘤(アテローム)とは、垢や皮脂などが何らかの原因によって
皮膚の中に袋状にたまってしまうものを言います。
「脂肪がたまった」と思われて
無理に押し出している方も時々いらっしゃるのですが、
袋がある限り、またたまって膨らんでくるために手術による
袋の除去が必要です。
体のどこにでもできるのですが、
顔、首、背中、耳のうしろなどにできやすい傾向があります。
ごく稀にですが、癌化の報告もありますので、検査をしておいた方が良いと思われます。
細菌が繁殖して化膿してしまうと、
赤く腫れて痛みを伴います。
化膿した時には切開をして膿を出して
感染が収まるまで待たなければいけません。
感染がないうちに切除する方が傷跡も小さく、目立たなく治すことができます。
東京皮膚科形成外科では保険適応の手術も美容外科の道具と技術を使い、
粉瘤もできる限りきれいに治しています。
術前の状態です。顔面神経のそばなので頑張って内服治療をしていましたが、
大きさ17mmsと大きくなってきたので断念。手術を行うことにしました。
執刀は顧問医師の森川一彦先生。
元銀座美容外科の医学博士で、保険治療のわきが手術も美しく治せると
口コミで人気の先生です。
手術中の写真。
僕は世界一細い注射針を開発してしまう位、痛みに弱いのですが、
痛みはほとんどありませんでした。
世界一細い針のおかげか、気を使われたのかわかりませんが、
森川先生はとっても手術が上手で、優しいからなのでしょう(笑)。
術直後の状態。
丁寧な真皮縫合を行うのが形成外科認定医の特徴。
普段山ほどほくろ切除を行っているテクニックが
粉瘤やわきが治療にも生かされます。
術後6ヶ月です。
17mmもあった腫瘍の傷跡の方が、
ニキビ跡よりも目立ちません。
患者としての僕の素直な感想は100点!です。
森川先生、丁寧な手術をありがとうございました。
よく、「手術の傷跡はどうなりますか?」と心配される方が多いのですが、
これから1年経つともっと傷跡は目立たなくなり、写真に撮ることができなくなります。
カウンセリングの時に僕の左目の横の傷をこっそり見ていただければと思います(笑)。
もちろん、まれにアレルギー体質等により傷跡が目立つ場合があります。
そのような方は術前に内服を行う場合や、使用する糸を変更する場合がありますので
心配な方は主治医にご相談頂ければ幸いです。
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