東京皮膚科・形成外科 池田総院長ブログ
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眼瞼下垂 ライブサージャリー
日曜日、世界的に有名な眼瞼下垂手術の名医である、
愛知医科大学病院の柿崎教授と韓国のChoi先生をお招きして
日本アンチエイジング外科学会 眼瞼下垂ライブサージャリーを行いました。
まずは柿崎教授とChoi先生の講義。
柿崎教授は日本眼形成再建外科学会の理事長をされています。
眼瞼周囲の解剖はとても複雑です。
ミューラー筋が緩んでいる症例はミューラー筋を
挙筋腱膜が緩んでいる症例は挙筋腱膜を
前の手術などで癒着を起こしている症例は癒着剥離を。
そして眉毛下垂の症例は眉毛引き上げを、
眉毛下の皮膚が余っている症例は眉毛下皮膚切除を。
ミューラータッキングが良い、挙筋前転のほうが良いという議論は無意味。
全ての術式を学び、習得しないといけないと僕は考えており、
だからこそ眼瞼下垂手術はとても難しい。
術前診断もとても大切です。
お二人の講義はわかりやすく、いつも疑問に感じていたことが
クリアにまとまってとても勉強になりました。
本当にありがとうございました。
お昼から、東京皮膚科形成外科銀座院でライブサージャリーをおこないました。
柿崎先生はいろいろと経験した結果、剥離を最小限にする
小切開型の眼瞼下垂手術に行き着いたそう。
東京皮膚科形成外科銀座院には全国から多数の美容医師が集まり、超満員。
教授の人気のすごさがわかります。
さてライブのスタートです。
切開線はわずか8mm。
最小限の侵襲で結果を出すことで術後合併症を最小限にする。
結果として腫れも少ないので術中に細かな左右差の調節もできる。
この考えはとても素晴らしいと思います。
名医は患者さんのことを第一に考え、できるだけ少ない合併症で
できる手術を開発していく。
自分も今後より良い術式を追求していこうと思いました。
患者さんへの優しい対応等まで含めてとても勉強になりました。
術中、たくさんの質問が飛び交い、
その質問にも的確に答えていく柿崎教授。
実はお話しながらの手術はとても大変なんです。
本当にお疲れ様でした。
左から僕とChoi先生、入谷先生、柿崎教授、島倉先生。
今回のライブサージャリーを逃したかた。
美容医師の皆さんはぜひチェックしてみてくださいね。
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