本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

4月11日から13日の日本形成外科学会総会、

そして14日、15日のJAAS東京ライブフォーラムに参加してきました。

 

クリニックのお休みを頂き、患者様にはご迷惑をおかけしましたが、

その分たくさん勉強をいたしましたので、最新の美容医療情報につき報告したいと思います。

 

全体の流れとしてはよりダウンタイムを少なくしながら結果も追求するという

贅沢な流れになってきています。

 

まずは脂肪移植について。

腹部の脂肪吸引を行い、その脂肪を胸に注射をして胸を大きくする

という美容医療がいよいよ現実のものになろうとしています。

 

しこりや石灰化の問題で脂肪注入よりも従来はシリコンバックを入れた方が良いと意見が多かったのですが

再生医療の力を借りて脂肪幹細胞の濃度をあげ、合併症を減らすという報告がありました。

 

 

脂肪吸引をしなくても簡単に部分痩せをさせる技術として

超音波を使い痛みもなく脂肪減らすという医療機器が次々と登場しています。

 

超音波の機械はキャビティーセルシステムとして

２年前から銀座いけだクリニックにもあるのですが。

今回の機械は発熱もさせるとのこと。

温度計で温度を４２度に保ちながら行うので

より結果を出せるようになったそうです。

1回で2cmもおなかがひっこみました。

効果が持続するのがエステとの違いだそうです。

いろいろな機械を試してみて結果がより良いのであれば

銀座・いけだクリニックでも新機種の購入を検討します。

 

 

ヒアルロン酸注射は骨のそばに打つと1年から2年ほど、かなり長持ちするという発表もありました。

銀座・いけだクリニックでは涙袋のヒアルロン酸注射も人によっては７年ほどもっている人もいますので、

注射をする場所の血流によってはかなり長持ちするというようです。

また、ヒアルロン酸は注射部位の組織再生をする可能性もあるとのこと。

こちらの研究は夢が膨らみますね。

 

ボトックスについての発表も興味がありました。

いろいろな表情をしてもらってその方の筋肉の状態に合わせて

注入する量や場所を変えるべきという発表です。

こちらの方法は早速僕も取り入れたいと思いました。

 

次回に続きますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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