本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

インターネットによりいろいろな事を知る事が出来るようになりましたが、

インターネットでの自己診断は誤診が多いことがわかりました。

ヘルスデージャパンより。

詳しくはこちら。

自分の症状について考えるときは判断の精度が低下することがわかったそう。

また、イギリスではインターネットで自己診断をして

間違った薬を飲んでいる女性が４人に１人いることがわかりました。

mail onlineより。

詳しくはこちら。

 

 

美容医療はこれらの例のように命にかかわることはないと思いますが、

同じようなことが言えると思います。

僕が美容辞書を始めたのはインターネット情報の嘘が

あまりにも多くなったということが一番の理由です。

 

 

人は教科書などの文字で小さい時から勉強するために、

文字にされると信じてしまう傾向がある気持ちはわかるのですが、

医療においては誰が書いたかわからない情報は本当に危険です。

 

もう一つ、美容最先端ニュースです。

最近、薬剤耐性の強いマラリアが増えたと言われていたのですが、

実はニセモノのマラリア薬が蔓延していて、

薬が効かなくなったのは偽薬のせいという

可能性があることがわかりました。

詳しくはこちらです。

病気の人にすら偽物の薬を作ってしまう業者は

自社の薬を良いという嘘をインターネットに

書き込むくらい、なんとも思っていないと思いませんか？

レストランだったら「まずかった、だまされた」で

笑ってすまされるかも知れませんが、

医療情報の場合は命を失う危険性があるところが

恐ろしいと思います。

 

皆様、インターネットの情報は誰が書いているかを

良くチェックするようにしてください。

また、出来れば専門の先生を受診して頂いて、

きちんとした医師の意見を尊重するようにして下さいね。

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