本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

さて今回は厚生労働省が出している１９４０年から２０１０年までの

BMIの歴史的変化についてお知らせします。

 

まず男性から。

戦後すぐは20歳から60歳までの男性はBMIが21から21.5とほぼ同じ体格でした。

ただ、経済的に豊かになるにつれて30歳以上の中年太りが目立っています。

2010年においては20歳代はBMI22前後、30歳代から50歳代はBMIが23.5に達しています。

ということは。

 

現在の日本の男性はダイエットを頑張ってBMIを22に持っていくと、

それだけで20歳代に見られるということ。

１日１食で痩せている南雲先生が２０歳若く見られるのも納得です。

 

 

BMI22というと、

身長180cmの男性で71.3kg。

身長170cmの男性で63.6kgです。

出来るかな？

いやいや、1970年台の生活に戻ればいいだけのこと。

僕は頑張ってみますね。

 

 

さて、次は女性です。

女性は興味深い結果が出ました。

 

女性ではなんと、1970年から20歳代が痩せ続けています。

20歳代の女性の間では時代とともに

どんどん美意識が高まってきているということでしょう。

 

ただ2000年から、40歳代、50歳代が痩せだしました。

最近の美魔女ブームも納得の結果です。

 

女性の目標はBMI21、ですかね？

BMI21というと

160cmの女性で53.7kg、

150cmの女性で47.3kgです。

 

 

 

ただ、20歳代の女性の平均はBMI20.5。

女性の方が若い人の美意識が高い分、ハードルが高いですね。

男子に生まれて良かったかも。

 

 

ただ、無理なダイエットは体や精神にも悪影響を及ぼします。

美容辞書を読んでしっかりと勉強して、

きちんと栄養素を取りながらダイエットをするようにしましょうね。

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