本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

カロリーを制限すると若くなる、というのが最近の通説でした。

ただ、線虫ではカロリー制限をすると寿命が延びますが、

アカゲザルの実験では寿命が延びないと報告されました。

ロケットニュース２４より。

詳しくはこちらです。

通常の３割のカロリー制限をした猿は

糖尿病や高血圧、癌などの生活習慣病は抑制できるものの、

心臓血管障害はわずかに上がったそう。

 

カロリー制限をしたら寿命が延びた、という報告の時の猿は

カロリー制限をしない状態の猿が実は食べ過ぎで

生活習慣病の状態だったという主張です。

 

極端な食事制限は骨密度の低下を招き、

よけいに老け込んでしまうとも書かれています。

 

 

さて。

 

 

 

どれ位まで痩せれば良いか、難しくなってきましたね。

若返るとされる遺伝子、サーチュイン遺伝子は

通常の２５％〜３０％カロリー制限をした時の

微妙な場所で活性化されると聞いたことがありますし、

痩せ過ぎももちろん病気の原因になるでしょう。

 

そもそも成人の必要カロリーをどこに置くかによっても

アンチエイジングに必要なカロリーは変わってしまいます。

もちろん個人差もあるでしょう。

 

美容内科部長の青木先生と相談して決めることにしますが、

以前にお聞きした話では適度に運動とダイエットをして

体内年齢が１５歳位若い状態の代謝を保つのが

良いのではないかということです。

運動と食に気をつけることが若さを保つのに役だつのは変わりません。

 

いずれにせよ、今後の報告を

みんなで待ちましょう。

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