本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

土曜日はお昼の時間を閉めさせて頂き、

韓国からLee先生をお招きしてのヒアルロン酸注射と

ボトックス注射の勉強会を行いました。

まずは術前のレクチャー。

韓国ではヒアルロン酸、脂肪注入を含めて

昨年１年で42例の失明例の報告があるとのこと。

もちろん、きちんとした解剖の勉強とテクニック、

そして安全なヒアルロン酸製剤を選ぶと合併症は防げます。

僕も色々な講演でヒアルロン酸の合併症を防ぐ方法につきレクチャーしていますが、

勉強に全くこない先生もおり、残念ながら日本でも数例失明の報告があるようです。

安全なクリニック選びは、口コミだけでなく、

担当の先生が学会参加しているか？

なども基準に入れたほうが良さそうです。

僕は参加しすぎな気もしますが（汗）。

さて、今回は韓国で流行の、額のヒアルロン酸注射と

輪郭の形成方法について詳細を教えて頂きました。

額のヒアルロン酸注射は注入後凸凹しやすく、

より繊細なテクニックを要します。

ただ以前も美容辞書でアップしたとおり、

丸い額にこだわると、より美しく若返るのも事実。

製剤の選択方法や痛みの少ない麻酔方法、

背もたれの角度など細かい部分まで細かく教えていただき、

大変参考になりました。

Lee先生、ありがとうございました。

その後はより進化したJ-リフトについての

ライブサージャリー。

岡田先生が今週日本形成外科学会総会で発表する

最新のスレッドリフトです。

久しぶり登場の大阪大学の高田教授。

先日アメリカで学んできた最新の豊胸術についての

お話をするのを忘れていました。

また今度是非Discussionしましょう。

お休みを取らずに、痛みが少なく簡単に若返れたらいいな、

という患者様の期待に答えるべくそれを現実化していく。

そのためには想像以上の努力と

たくさんの専門医の先生達の協力が必要です。

才能を持つ多数の優秀な先生方が、お忙しいなか、

東京皮膚科形成外科に集まってきて頂いている。

皆様、本当に感謝しています。

2015年は美容医療の当たり年のようで、

たくさんのダウンタイムの少ない治療が登場し、このブログでも

紹介しきれていません。

本当はクリニックに来ていただくのが一番早いのですが（笑）

頑張って少しずつブログにもアップしていきますね。

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