本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

水光注射の続きです。

さて、日本における水光注射事情ですが、

ダーマシャインという機械とビタールインジェクターという

2種類の機械が日本のほとんどのシェアを占めています。

それぞれの会社がそれぞれの機械のプレゼンをしたため、とても面白いと思いました。

大人の事情で（笑）その詳細については割愛させて頂きます。

勉強になったのはそれぞれの先生方が機械の使い方、

そして注入薬剤の独自の工夫をされていること。

専用の薬剤も世界では多数開発され、

メソテラピーの本場ヨーロッパでも多数出回っているとのことです。

もともと韓国では出血するなどダウンタイムがある方が

効果があるような気がして人気とのことですが、

僕のヒアルロン酸注射法が日本では人気があるように、

日本ではダウンタイムが少ない治療が好まれます。

最近一緒にお食事をする回数が増えている宮田先生が

よりダウンタイムが少ない治療法を研究しており

とても勉強になりました。

鈴木先生は経営面まで言及した本音トークのご発表。

杉野先生はPRP注入とミックスした水光注射。

そして征矢野先生は半顔ずつの効果の差など、

本当にためになる発表ばかりでした。

講師の皆様、ありがとうございました。

日本では一緒に各種薬剤を追加して

効果を高めるという治療が流行しています。

トラネキサム酸による肝班の治療やしみ治療など、

オリジナルの薬剤を使って複合効果を出すクリニックが多いようです。

治療費は1回50000円～100000円程が相場だそうなので

やはり1回でできるだけの効果を望む方が多いのでしょう。

世界のどの会社の、どの薬剤が最も効果があるのか。

あるいは再生医療とどう組み合わせるのか。

今後の情報収集も課題となりそうです。

 

水光注射３に続きます。

 

 

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