本音美容辞書【総院長ブログ】｜東京皮膚科・形成外科

昨日は韓国の最新スレッドリフト　Lee先生が来日され、

最新のTR-Lineという吸収糸を埋め込む講義をされました。

TR-Lineは以前にも韓国でお伝えしたのですが、

講義に来られなかった先生のために感じたポイントについて述べます。

 

TR-Lineとは真皮内にPDOという吸収糸を埋め込んで皮膚の繊維芽細胞に刺激を与えて

お肌全体の引き締めを行う治療です。

糸を埋め込む深さが深く、ソウイングテクニックでよりリフトアップ効果を狙ったものをTR-Line、

浅くして皮膚のタイトニング効果を狙ったものをショッピングスレッドを言います。

どちらが効果があるかはその方の肌質や目的によって変えていきます。

 

中国、韓国でこの治療が大流行している理由は

技術的に難しくないので安全性が高いこと。

熱傷を起こさないために不自然な肌にならないこと。

そして頬全体に網目状に糸を埋め込んでいくために

「小顔にしながら若返る」ということにあります。

小顔リフトと呼んでも良いのかもしれません。

 

日本人だけでなく中国、韓国でも小顔にはみんなあこがれているようです。

小顔ボトックスは日本でも結構流行っているので、

もう少しこの治療の良さがみんなに伝われば今後日本でも流行する可能性は高いと思います。

 

個人的には痛みが少ないという理由からショッピングスレッドをおすすめする方が多かったのですが、

（僕も行いましたし）

やはりTR-Lineも良い治療だと思います。

痛みの問題はマイクロカニューレで解決できそうですので

今後はTR-Lineも取り入れていこうと思います。

 

手術でもない、こんな治療で頬が引きあがるわけないよ！という形成外科の先生の気持ちもわかります。

僕も最初はそう思っていましたが、答えは、患者さんのお肌の状態によります。

 

肌が伸びてしまったために頬にたるみが出てしまったタイプの方にはとても喜ばれます。

一方肌が厚い方では効果は感じにくいと思うので他の治療を選ばれる方が良いでしょう。

 

効果は2年持つけれども先生のクリニックでは1年おきに若返りにくるリピーターが多いとのこと。

この辺りは日本も似ているかも。

当院の長谷川先生と同じく、お誕生日に若返りをプレゼントされる人が増えてくるのかもしれません。

誕生日割のサービスでも考えようかな？（笑）

 

 

僕自身も1月に行いましたが、韓国の先生で痛みが心配だったので（ごめんなさい！）

10本しか入れていません。

8月の誕生日に森川先生か久保田先生に40本ほど入れてもらうようにしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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