東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog
カテゴリー: 鼻翼縮小
あっという間に3月になってしまいました。
今回のコロナウイルスの騒動で、改めて情報の取捨選択の必要性を痛感しています。ただ不安を煽る様な情報は情報とは言えませんので、皆さんしっかりと情報に踊らされないようにしてくださいね!!
12月中旬にアップした『存在感のない鼻を目指して-クローズド法での鼻尖形成編①-』の経過の続編です。術後3か月を経過し概ね完成形となったので報告します。
団子鼻(bulbous nose)で、 皮膚・軟部組織(nasal envelope)が薄い症例
まず症例のおさらいです。
3
…
2月末から週末を利用してハワイへ解剖実習に参加してきました。
医学生時代の解剖とは違い、より組織が生体に近い形で保存されたご遺体を利用して、手術のトレーニングを行う施設が、海外には多くあります。
解剖施設とは思えない環境!閉塞感ゼロ!
今回訪れたトレーニング施設は、クリニックモールの中にあり、外の景色がみられ、南国感が多少ですが感じられました(笑)。
前回参加させて頂いたベトナムの状態よりとてもよく、隅々まで詳細に知ることが出来ました。(前回は不完全燃焼感が否めなかったので、、、)
…
今回は、鼻についての投稿です。
顔の中心に位置していますが、団子鼻の様に大きければ目立ってしまいますし、逆に短鼻の様に短く小さくても目立ってしまいます。
つまり鼻は顔のパーツの中で『目立たない存在になる』ことが重要なポイントではないでしょうか?
今回の症例は、30代の男性です。ご覧の通り鼻尖部の皮膚が厚く軟部組織も厚く、鼻翼が横に広がっていて鼻に存在感があります。
実は鼻という組織は年齢と共に支持されている土台の鼻を構成する上顎骨前頭突起と鼻骨でつくられる梨状孔が拡大してくるため、ほうれい線が顕著になり始め、鼻が
…
▲ページトップへ戻る
