東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog
カテゴリー: 眼輪筋タッキング
久しぶりの投稿になってしまいましたが(申し訳ありません)、本日も瞼の手術についての投稿です。
本日は少し途中経過で肝を冷やした症例についてです(汗)。
症例は30代の男性です。眼窩脂肪が多く、瞼が重い症状を自覚していたため、眼瞼下垂かどうか診察してほしいとのことで来院されました。
初診時の写真です。
MRD(margin reflex distance; 上眼瞼縁から瞳孔中心までの距離)は左右共に0~1mm程度、LF(挙筋機能)は左右共に10mmと中等度の眼瞼下垂を認めていましたの
…
緊急事態宣言が解除され、人の動きがすこしずつ見られてきました。
人混みを極力避けて感染しない努力の継続が重要になりますね。
今回は『瞼の手術は奥が深い④』で提示した美容ブロガーさんの眉下皮膚切除術の術後1ヶ月の経過です。(最近は瞼関連の投稿に偏ってしまい申し訳ありません(;^_^A)
自然な二重のラインが戻りました!!
術後1ヶ月検診の数日前にご連絡があり、右眉に1か所チクチクする場所があるとのご連絡を受けましたので、ダーマスコピーおよび手術ルーペで確認した所、密に縫合している真皮縫合の吸収糸の断端が露出して
…
皆さんコロナ疲れありそうですね。気を緩めずに3密を避けて、しっかりと防護を(伊達眼鏡でもいいので目からの侵入も注意して下さい!!)
大学病院での手術も軒並み緊急性のもののみとなり、非常勤で勤務している外来再診についても、直接お電話してコロナが落ち着くまで再診を延期のお願いのお話しをしました。患者さまにもご理解を頂き、自分の体調までご配慮頂きました。(涙)
直近の論文だとコロナは既に17種類まで進化しているようです(汗)。
今回は、眼瞼下垂手術の中でも挙筋機能が保たれているけど、余剰皮膚(たるみ)が増えてきて瞼が重い⇒頭痛、肩こりが起こ
…
▲ページトップへ戻る