東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog
カテゴリー: NILT
今回は最近定期的に投稿している『瞼の手術は奥が深い①、②、③』での眼瞼下垂手術(挙筋前転法)の短期経過(長期で2か月まで)についてです。
眼瞼下垂症状を有している方の中でもただ二重にしたいとの希望で二重形成(埋没、切開両方とも同じ)のみだと、不十分な症例も散見します。
希望する二重幅(pre-tarsal show)は、実は日中韓の中でもかなり差があります。
日本では一番控えめで約1mm、韓国では約2mm、中国が最も幅広く3mmと言われています。その中でも『美しいと感覚的に感じる幅は平均2mm』と言われ、より華やかな目元にするには中国で好まれる2.9mm
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皆さんコロナ疲れありそうですね。気を緩めずに3密を避けて、しっかりと防護を(伊達眼鏡でもいいので目からの侵入も注意して下さい!!)
大学病院での手術も軒並み緊急性のもののみとなり、非常勤で勤務している外来再診についても、直接お電話してコロナが落ち着くまで再診を延期のお願いのお話しをしました。患者さまにもご理解を頂き、自分の体調までご配慮頂きました。(涙)
直近の論文だとコロナは既に17種類まで進化しているようです(汗)。
今回は、眼瞼下垂手術の中でも挙筋機能が保たれているけど、余剰皮膚(たるみ)が増えてきて瞼が重い⇒頭痛、肩こりが起こ
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『瞼の手術は奥が深い』の第3弾です。
雑誌形成外科の自分が担当執筆した頁から引用
大学病院時代から数多くの眼瞼下垂の手術を経験してきましたが、最近の方法について解説したいと思います。
形成外科医として瞼の解剖を勉強してきた一般的な解剖図としては、右図のような解剖図をよくみていました。
より詳細に研究をしている先生らの論文を改めて読むと、より手術が鮮明になり術後結果がより安定し時間の短縮につながる様になりました。
Anatomy of Upper Eyelidより引
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