美容外科 / 美容皮膚科　東京皮膚科・形成外科

今年もあと20日程度となりましたね。令和元年もあともう少しです。

1年があっという間に感じてしまいます（汗）

 

今回は、『PCLスレッドで隆鼻術、鼻中隔延長術』の続きの内容になります。

同じスレッドを使っていますが、施術方法も日々updateを重ねていています。

 

Gメッシュでの隆鼻術は劇的な変化ではなく、１～２本ずつ挿入して、患者様本人の理想の鼻を少しずつ作っていくことが可能になります。聖心美容外科の札幌院院長の前多先生もGメッシュでの隆鼻術については論文にも書かれていて絶賛していました。

 

Gコグノーズでの鼻尖形成・鼻中隔延長についても今回の症例は手術直後は通常の手術と遜色ないぐらいまで形態を整えることが可能ですが、あくまでもスレッドによる張力のみに依存していますので、長期結果については今後も経過をみていきたいと思います。

 

では、早速症例提示を。

 

 

 

以前は鼻尖のTip defining point（鼻尖の最も出したい部位）から刺入し、スレッドの断端が飛び出してこないように、刺入点から断端をずらして埋入し、1針白ナイロンで縫合していました。

 

現在の挿入方法は上のスライドに記載している通りです。

変更したのは、Gコグノーズの挿入方法です。左右の鼻孔（鼻の孔）の頂点の鼻中隔側からANS方向に向けてクロスして刺入することで、日本人などのアジア人では脆弱な大鼻翼軟骨の内側脚を線ではなく鼻柱全体の面として支持して延長させます。

 

（更に、鼻腔内からの刺入になるのでお化粧は直後から可能となりました！）

 

すると、大鼻翼軟骨の形態も柔軟に形態が変化し、上に示した様に鼻尖の位置が理想の高さに近くなり形態を整えることが出来ます！！

鼻筋がシャープになり、鼻尖もツンとし、バランスが整いましたね！！

 

 

治療法：Gメッシュ

価格：1本目50,000円、2本目～30,000円（税別）

治療法：Gコグノーズ

価格：1本、35,000円（税別）

提示症例はGメッシュ1本＋Gコグノーズ2本＝12万（税別）

 

施術時間：30分程度

 

施術のリスク・副作用について

・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。

・腫れは個人差がありますが、手術直後から少し腫れがあり、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは２日～１週間程度です。

・術後のむくみや細かな左右差の改善には、３ヶ月程度かかります。

・内出血が起きる可能性があります。

・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。

・手術直後は、糸を挿入した部位は、笑ったり・触ったりすると違和感や痛みを感じることがありますが、２週間程度で改善してきます。

・糸を挿入したところが、一時的に違和感（異物感）や引きつれ感を感じる場合があります。1～3カ月程度で徐々に改善していきます。

・稀に、糸を挿入する針孔から感染する可能性があります。その場合、適切な処置を行いますのでご来院ください。

・手術当日は、洗顔をお控え下さい。

・手術後３日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴はお控え下さい。

・手術後3日間は、手術の刺入部位のお化粧はお控え下さい。

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