美容外科 / 美容皮膚科　東京皮膚科・形成外科

blogの初投稿もMT法（埋没法）について、『瞼（まぶた）に優しく』で触れました。

当クリニックに通われている方は、『瞼（まぶた）は繊細なので優しく扱う様にして下さいね』と耳にタコができるほど聴き慣れたワードではないでしょうか？

 

その通りで、二重ができる構造として、眼瞼挙筋腱膜の皮枝が皮膚まで届いている人は眼瞼挙筋が収縮すると、上眼瞼の皮膚が牽引されることで引き込まれて二重となります。しかし、眼窩脂肪が多い人やROOFの厚い人はその皮枝が皮膚に届かないため一重になる傾向があります。

 

さらに、花粉症などで目を擦ってしまう癖のある人、化粧落としの際やエクステをゴシゴシ落としてしまう人、コンタクトの着脱の際に上眼瞼を引っ張り上げて着脱してしまう人などは、眼瞼挙筋腱膜が瞼板の付着から緩んで、筋力が瞼に十分に伝わらなくなるために、眼瞼下垂になりやすいと言われています。

 

（ハードコンタクトレンズは硬いレンズになるので、瞬きの際に結膜と擦れて年月をかけて徐々に眼瞼挙筋腱膜が菲薄化（薄く伸びる）してくると言われているので、ひと昔前では、ハードコンタクトの使用歴は眼瞼下垂の問診では必須事項になっています）

 

また、もともと二重の人でも、もう少し目ヂカラがほしい、ぱっちりさせたい人、若干上記理由で下垂症状を認めている人もいますので、そういう方には切開をせずともダウンタイムを最小限にしてGETする事が可能です！！

 

症例を見てみましょう！

 

 

20代女性です。少し眠そうな疲れた様な瞳の印象を受けます。さらに左眼がやや下垂傾向を認め開瞼幅に左右差を認めていました。

 

蒙古襞があるタイプなので平行を無理やり作ってしまうと引きつれが出来てしまうので、二重幅は控えめで行っています。どうしても平行にしたい方については目頭切開を同時にすることもオススメします。

 

どうしてでしょう？？？

術前と術後の蒙古襞の形態を見比べてみて下さい！！

 

一目瞭然で、眼がぱっちりと開く様になり、蒙古襞のラインが縦方向に変化しています。この症例はよくよく見てみると幅は狭いですが、平行型よりの重瞼線になっていますが、より幅を無理なく幅のある平行にしたいなら、目頭切開をして蒙古襞のつっぱりを解除する必要があります！

 

術直後から2週間程度は多少腫れていますが、術後1ヶ月から3か月にかけては大きな変化を認めていませんので、術後1ヶ月程度で落ち着いた症例になります。

 

術後の瞳の方が言うまでもなく、魅力的で引き込まれそうです。

お化粧映えすること間違いなしです！！

 

 

20代、男性です。5～6年前に埋没をしたことがあるとのことでした。

イケメン君ですが、眼ヂカラはなく少し眠そうな印象です、左眼の方が開いてますが、三重になっています。

希望ははっきりとした平行型の二重でしたので、開瞼機能を強化した後に希望する二重幅で重瞼線を作成しました。

 

術直後は多少腫れていましたが、1週間でここまで落ち着きました。

右眼は少し内出血したとのことでしたが、ほとんど目立ちません。

 

術後2週間目はより内出血などが吸収され落ち着いてきていますが、1週間目と2週間目で見比べてみると、1週間目でほぼダウンタイムが落ち着いていたことになります。

最小限のダウンタイムで、最良の結果を！！

 

【施術内容・料金】

1症例目：NILT2点法　20万（税別）

2症例目：NILT3点目　28万（税別）

 

【施術のリスク・副作用について】

・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。

・腫れは個人差がありますが、手術直後から少し腫れがあり、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは１～２週間程度です。

・術後のむくみや細かな左右差の改善には、３ヶ月程度かかります。

・内出血が起こった場合は完全にひくまでに２週間程度かかることがあります。

・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。

・手術当日は、洗顔をお控え下さい。

・手術後３日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。

・ケロイド体質の方は傷跡が残りやすい場合があります。

・効果には個人差があります。また、部位によってはそれほど改善が実感できないことがあります。

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