東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog
カテゴリー: 傷跡修正
麻布十番のクリニックを立ち上げて4か月が経ちましたが、COVID19の収束は依然予断を許さないですね。
さて、久し振りの投稿で申し訳ありませんが、今回は瞼についてではなく、口角挙上の傷跡修正についての投稿です。口角が下がっているとどうしても不機嫌にみられる、貧相な表情に見られがちのため、20代だけでなく、アンチエイジングとして40~50代にも受けられる方が多くいらしゃいます。
ただし、この手術のデメリットとしては傷跡と、口角下に入る凹みになります。いかに目立ちにくくなるように縫合する必要がありますが、この手術方法についても様々な方法
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連日コロナウイルス関連のニュースばかりですね。
皆様、十分に手洗い・うがいと共にスマートフォンもしっかり除菌してくださいね!(笑)
今回は傷跡修正についての投稿です。以前は口唇周りの傷跡をZ形成術で修正した内容でした。今回はより広範囲な傷跡についてになります。
症例は、15年以上前に交通事故で受傷された、前額部の縦10cm長とU字状の10cm以上の傷跡が痛々しいです。傷跡を綺麗にできないかとご相談に来院されました。
なぜに目立つのか?
①傷の長さ、②傷の幅、③可動部位、④傷の方向 などが関係してくるかと思います。特にメスを
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6月5日に投稿した傷跡の修正について-scar revision編-の患者さまが、本日術後1週間目で抜糸で来院されました。
術後もつっぱりなどは少なく喜ばれていました。
術前抜糸時(術後1週間)
表皮縫合の糸があったので、創部周りの髭が伸びている状態です。
口唇まわりは常に会話や食事などで動かす場所ですので、創部の安静が保てないのが注意する点です。また、この症例は男性ですので髭が生える場所ですので、テーピングも難しくなります。
下に開口時と笑顔や噛む動作の時(「イー」と発声する時の口の形です)をしてもらいましたが、形態の左
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