東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog
カテゴリー: 眼瞼下垂症
緊急事態宣言が解除され、人の動きがすこしずつ見られてきました。
人混みを極力避けて感染しない努力の継続が重要になりますね。
今回は『瞼の手術は奥が深い④』で提示した美容ブロガーさんの眉下皮膚切除術の術後1ヶ月の経過です。(最近は瞼関連の投稿に偏ってしまい申し訳ありません(;^_^A)
自然な二重のラインが戻りました!!
術後1ヶ月検診の数日前にご連絡があり、右眉に1か所チクチクする場所があるとのご連絡を受けましたので、ダーマスコピーおよび手術ルーペで確認した所、密に縫合している真皮縫合の吸収糸の断端が露出して
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緊急事態宣言が発令され約2カ月、ようやく解除されました。
コロナの第1波はブラジルからの統計を用いた収束予測報告に近い形で経過していますが、気のゆるみは第2波、3波を招く恐れがあるので、要注意しながら『with コロナ』社会になります。
さて今回も、引き続き『瞼の手術は奥が深い』の続編になります。
今まで症例提示にご協力頂いている方達の経過を報告したいと思います。
Case1:20代女性で3か月経過(最終報告)。
Case2:30代男性で2カ月経過(中間報告)。
Case3:40代男性で1.5カ月経過(中間報
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今回は最近定期的に投稿している『瞼の手術は奥が深い①、②、③』での眼瞼下垂手術(挙筋前転法)の短期経過(長期で2か月まで)についてです。
眼瞼下垂症状を有している方の中でもただ二重にしたいとの希望で二重形成(埋没、切開両方とも同じ)のみだと、不十分な症例も散見します。
希望する二重幅(pre-tarsal show)は、実は日中韓の中でもかなり差があります。
日本では一番控えめで約1mm、韓国では約2mm、中国が最も幅広く3mmと言われています。その中でも『美しいと感覚的に感じる幅は平均2mm』と言われ、より華やかな目元にするには中国で好まれる2.9mm
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