美容外科 / 美容皮膚科　東京皮膚科・形成外科

最近は、目の下のクマの投稿が多くしているので、ブログを読んで多くの患者さまが、カウンセリングを受け、手術をしていらっしゃいます。

特にカウンセリングの時におっしゃっている事は、『写真を撮影した時に目の下のクマに影が写ってしまう』、『疲れていないのに疲れてる？とよく言われる』といった訴えをよく耳にします。

特にアプリを使用すると簡単に加工出来てしまう世の中なのですが、やはり！！現実世界の(本当の)自分もきれいでいたいですよね！！

 

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今回の症例は40歳代女性です。分類で言うところの中等度の症例になります。

tear trough〜palpebro-malar grooveが目立ち、眼窩脂肪がハンモック状に飛び出してきています。

下眼瞼の眼窩脂肪は3つに分かれていて、今回の症例は内側、中央が主に突出してきています。

 

術式はもちろん、経結膜切開でアプローチで、眼窩隔膜上を少しずつ焼きながら出血が出ない様に眼窩下縁まで剥離します。

そして、眼窩隔膜を切開して眼窩脂肪を適量除去しながら形態を確認して必要十分量のみとします。

もし、眼窩脂肪を取り過ぎてしまうと、凹みが逆に目立ってしまい、より『老け顔』になってしまう事があるため慎重に行う事が重要です！

  

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手術直後の写真です。PRPの注射の痕が細かく散見できますが、この程度です。

今回は大きな変化は希望されず、自然なままで良いとの事でしたので、涙袋を強調する『涙袋形成』は希望されず、作成はしていません。（涙袋形成した症例については『目の下のふくらみ・たるみ諦めていませんか？③-facial antiaging- 』を参照してみて下さい。）

 

最後に、PRPを用いてtear trough〜palpebro-malar grooveのaugumentationをします。

 

実はPRPの注射も注意が必要で、基本的には真皮内と浅い層に注入します。あとは骨膜上です。せっかく眼窩脂肪を除去したのに、眼窩脂肪に誤って注射してしまうと、脂肪組織が増加してしまう事があります！！(ただ、注入すれば良いものではありませんので要注意ですね！！)

 

当クリニックではオリジナルの35Gのエンジェニードルを使用しているので、翌日からお化粧が可能なので、お仕事はほとんど休む必要がありません。（右の写真を見て頂くと一目瞭然で、とても細く注入時の出血や痛みが最小限になります。）

 

手術前、手術直後、術後2週間の写真を続けて見てみましょう。

 

手術前

 

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手術直後

 

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手術後2週間

 

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この通り写真を並べてみると、クマの影が目立たなくなり、目元だけ見てもとても若々しい印象になりました。

また、この患者さまは元々笑顔がとてもチャーミングな方だったので、術後2週間での術後の診察の時は、より魅力的な目元になり、より笑顔が素敵になっていました。

今後の経過も楽しみです。

 

施術内容：①切らないグラマラスライン（非切開・脂肪除去）；名称が

　　　　　【切らない下眼瞼　眼輪筋引き上げ術）】から変更になりました。

　　　　　②PRP2本

施術料金：①30万（税別）、②15万（税別）

 

 

施術のリスク・副作用について

・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。

・腫れは個人差がありますが、手術直後は、腫れがあり二重の幅が広く見えますが、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは２日～2週間程度です。

・術後のむくみや細かな左右差の改善には、３ヶ月程度かかります。

・内出血が起こった場合は完全にひくまでに２週間程度かかることがあります。

・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。

・手術直後は、つっぱりを感じることがありますが、２週間程度で改善していきます。

・目の構造や目をごしごし擦ることが原因で後戻りする可能性があります。

・過度の後戻り、矯正不十分、微妙な左右差や糸が露出してきた場合は、再手術（修正）になることがあります。

・手術当日は、洗顔をお控え下さい。

・手術後３日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。

・手術後１週間（抜糸まで）は、切開部位のお化粧・コンタクトレンズはお控え下さい。

・ケロイド体質の方は傷跡が残りやすい場合があります。

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