東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog目の下のふくらみ・たるみ諦めていませんか?⑨-facial antiaging!-(down timeの経過編)
前回の投稿の『目の下のふくらみ・たるみ諦めていませんか?⑧』の症例のスタッフの約1ヶ月間の経過をお見せしたいと思います。
術直後はほとんど腫れは目立ちませんが、翌日から多少の腫れがみられますが、2週間後にはほぼ腫れが落ち着きます。
1ヶ月間の経過を自撮りしてもらって送ってもらったのと クリニックでの撮影 で経時的な変化を見てもらえればと思います。術後の腫れについては、腫れやすい人・腫れにくい人がいらっしゃいますので、参考にしてもらえればと思います。
今回の症例は、経結膜切開からの眼窩脂肪の除去のみで、PRPなどのskin rejuvenationは同時に行っていません。経過を見ながらPRPを相談することにしています。
また、術後の腫れを気にされる方には漢方(柴苓湯や五苓散)の内服や高濃度ビタミンC+水素点滴などをご提案していますが、術後の腫れ予防治療も一切行っていません。
では、術前からの経過を見てみましょう!
上)術前~術後14日まで(最初の2週間でおおむね大きな腫れは落ち着いていますね)
下)術後20日~35日目までです。
経過を約1ヶ月追いました。
日によっては浮腫んでいる日もありますが、概ね経過としては順調だと思います。スタッフ本人は満足してはいますが、自分としてはtear trough(眼輪筋が骨に付着しているため、陥凹してくる部分)に少量でもPRPを注入したいかなと思います。
今回は、スタッフへの手術だったので、モニター様たちよりも連日撮影してもらい送ってもらい報告させてもらいました。
術後経過の参考になればと思います。
引き続き、2か月、3か月などもまた続けて報告しますね。
【施術内容・料金】
① 下眼瞼グラマラス(非切開、脂肪除去、涙袋形成など) 30万(税別)
【施術のリスク・副作用について】
・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。
・腫れは個人差がありますが、手術直後から少し腫れがあり、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは1~2週間程度です。
・術後のむくみや細かな左右差の改善には、3ヶ月程度かかります。
・内出血が起こった場合は完全にひくまでに2週間程度かかることがあります。
・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。
・手術当日は、洗顔をお控え下さい。
・手術後3日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。
・ケロイド体質の方は傷跡が残りやすい場合があります。
・効果には個人差があります。また、部位によってはそれほど改善が実感できないことがあります。
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