東京皮膚科・形成外科 形成外科専門医 吉澤秀和
Dr. hideyoshi blog2006年順天堂大学卒業、同年より附属病院で初期研修後に、同大学の救急災害医学講座で3次救急医療を経験した後に
2009年より形成外科に入局する。
2014年に形成外科専門医を取得、2016年から東京皮膚科・形成外科に非常勤として加わる。
関連病院の部長職や附属病院の医局長を経て2019年より池田総院長のエイジングケアや
美に対する姿勢や手術に感銘を受け常勤として加わる。
瞼の手術は奥が深い⑨
久しぶりの投稿になってしまいましたが(申し訳ありません)、本日も瞼の手術についての投稿です。
本日は少し途中経過で肝を冷やした症例についてです(汗)。
症例は30代の男性です。眼窩脂肪が多く、瞼が重い症状を自覚していたため、眼瞼下垂かどうか診察してほしいとのことで来院されました。
初診時の写真です。
MRD(margin reflex distance; 上眼瞼縁から瞳孔中心までの距離)は左右共に0~1mm程度、LF(挙筋機能)は左右共に10mmと中等度の眼瞼下垂を認めていましたの
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目の下のふくらみ・たるみ諦めていませんか?⑩-facial antiaging!-
2020年Olympic yearでしたが、まさかこのような夏になるとは思いもしませんでした。マスクがマストな生活様式になっていますが、くれぐれも熱中症などに気を付けて下さい。
さて、昨年数多く投稿した『目の下のふくらみ・たるみ諦めていませんか?』シリーズも久しぶりですが、第10回目を迎えました。
美スト初の目の下のクマ手術を取り上げて頂きました。
創刊11周年の美スト10月号にも担当させて頂いた記事が掲載されていますので、それも含めて参考になればと思います。
長期結果も含めて、経過を提示
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瞼の手術は奥が深い⑧
長らくblogが滞ってしまい申し訳ありませんでした。
社会活動の再開と共にコロナ感染者数が以前の人数を超えてきましたね。
不安な中での生活が続きますが、我々の生活様式に変革が必要な時なのかもしれません。感染対策を個々で徹底しましょう。
では、1ヶ月ぶりの投稿はまたまた『瞼の手術は奥が深い』の第8弾になります。
『瞼の手術は奥が深い⑥』で報告したモニター様も1ヶ月以上を経過したので最新の経過を報告したいと思います。Case№は分かり易い様に前回を引き継いで同じ番号を用います。
Case2:30代男性で3カ月経過(最終報告)。
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瞼の手術は奥が深い⑦
緊急事態宣言が解除され、人の動きがすこしずつ見られてきました。
人混みを極力避けて感染しない努力の継続が重要になりますね。
今回は『瞼の手術は奥が深い④』で提示した美容ブロガーさんの眉下皮膚切除術の術後1ヶ月の経過です。(最近は瞼関連の投稿に偏ってしまい申し訳ありません(;^_^A)
自然な二重のラインが戻りました!!
術後1ヶ月検診の数日前にご連絡があり、右眉に1か所チクチクする場所があるとのご連絡を受けましたので、ダーマスコピーおよび手術ルーペで確認した所、密に縫合している真皮縫合の吸収糸の断端が露出して
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瞼の手術は奥が深い⑥
緊急事態宣言が発令され約2カ月、ようやく解除されました。
コロナの第1波はブラジルからの統計を用いた収束予測報告に近い形で経過していますが、気のゆるみは第2波、3波を招く恐れがあるので、要注意しながら『with コロナ』社会になります。
さて今回も、引き続き『瞼の手術は奥が深い』の続編になります。
今まで症例提示にご協力頂いている方達の経過を報告したいと思います。
Case1:20代女性で3か月経過(最終報告)。
Case2:30代男性で2カ月経過(中間報告)。
Case3:40代男性で1.5カ月経過(中間報
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瞼の手術は奥が深い⑤
今回は最近定期的に投稿している『瞼の手術は奥が深い①、②、③』での眼瞼下垂手術(挙筋前転法)の短期経過(長期で2か月まで)についてです。
眼瞼下垂症状を有している方の中でもただ二重にしたいとの希望で二重形成(埋没、切開両方とも同じ)のみだと、不十分な症例も散見します。
希望する二重幅(pre-tarsal show)は、実は日中韓の中でもかなり差があります。
日本では一番控えめで約1mm、韓国では約2mm、中国が最も幅広く3mmと言われています。その中でも『美しいと感覚的に感じる幅は平均2mm』と言われ、より華やかな目元にするには中国で好まれる2.9mm
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切らない陥没乳頭手術②-美容外科的アプローチから-
日本も緊急事態宣言から2週間が経過しました。
本日日曜は都内のコロナ感染者が3桁を久しぶりに下回りそうですね。
一人一人が命令ではなくしっかりと自粛出来ているからではないでしょうか!
本日は、久しぶりに当院オリジナル手術の『切らない陥没乳頭手術』の症例についてです。
詳しくは『切らない陥没乳頭手術-美容外科的アプローチから-』をご参照下さい。
症例は20代の女性で、極力傷の目立たない手術をご希望されて来院されました。
右乳頭は軽症、左乳頭は重症の症例でした。
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瞼の手術は奥が深い④
皆さんコロナ疲れありそうですね。気を緩めずに3密を避けて、しっかりと防護を(伊達眼鏡でもいいので目からの侵入も注意して下さい!!)
大学病院での手術も軒並み緊急性のもののみとなり、非常勤で勤務している外来再診についても、直接お電話してコロナが落ち着くまで再診を延期のお願いのお話しをしました。患者さまにもご理解を頂き、自分の体調までご配慮頂きました。(涙)
直近の論文だとコロナは既に17種類まで進化しているようです(汗)。
今回は、眼瞼下垂手術の中でも挙筋機能が保たれているけど、余剰皮膚(たるみ)が増えてきて瞼が重い⇒頭痛、肩こりが起こ
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non-surgicalで若返る!!①
東京都を含む7都府県で緊急事態宣言が出て4日目が経ちました。
皆様、SNSでは現役外科医師からの私たちが普段手術の際に行う手洗いの方法が動画などでupされているので是非実践して下さい。
あとタブレットを含む電子機器はかなり不潔ですので、外に持ち歩ているものは、帰宅したらまず消毒が賢明かと思います!!
では、本日は久しぶりにノンサージカルな治療についての投稿です。
今回は『注入や糸による低侵襲の治療で若返る』がテーマです!!
日々忙しくてダウンタイムなんて取れない!って方多いと思います。
でも、ご安
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瞼の手術は奥が深い③
『瞼の手術は奥が深い』の第3弾です。
雑誌形成外科の自分が担当執筆した頁から引用
大学病院時代から数多くの眼瞼下垂の手術を経験してきましたが、最近の方法について解説したいと思います。
形成外科医として瞼の解剖を勉強してきた一般的な解剖図としては、右図のような解剖図をよくみていました。
より詳細に研究をしている先生らの論文を改めて読むと、より手術が鮮明になり術後結果がより安定し時間の短縮につながる様になりました。
Anatomy of Upper Eyelidより引
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