美容外科 / 美容皮膚科　東京皮膚科・形成外科

今日は秋晴れで気持ちがいい日差しですね。

こんな日は日光を思いっきり浴びたいですが、クリニック内に籠りっきりで残念。

 

さて、今回も瞼の手術についての投稿です。

瞼の手術は奥が深い①、⑤、⑥の症例のように、上眼瞼が重たい症例です。

 

 

術前の写真の通り、瞼の腫れぼったさが目立ち、重たそうです。眼窩脂肪の減量が必須の症例です。

ご希望は、控えめな切開ラインでとのご希望でしたので、8mmの切開ラインとしています。その際に余剰皮膚は左右ともに3mm程度切除も行っています。

 

よく二重ラインの左右差のご相談を受けることがありますが、デザインの時点でずれていた可能性の方もいらっしゃいます。

ですので、術前デザインには時間をかけます。

自分は眉毛にまず5ポイント（目頭、虹彩内側、瞳孔中央、虹彩外側、目尻）をマーキングします。瞼裂横幅の左右差の有無および眼球位置の差がないかどうかを確認します。

 

そして５ポイントでの睫毛からの距離が左右差がないようにマーキングをします。（その際の使うペンもdrawing penの0.1mmを使っています。）

 

 

術前の評価の通り、眼窩脂肪がかなり多い状態でした。

上眼瞼の眼窩脂肪は２つのコンパートメントに分かれていることが多いので内側と外側から分けて除去をします。

（手術方法は日々改良を加えていますが、行っている術式の詳細はこちらです）

 

 

脂肪の処置をしてもこの程度の腫れの場合もあります。

もちろん腫れ（ダウンタイム）が最小限となるように愛護的な手術操作は必須で、体質で腫れ（浮腫み）やすい方もいますので、極力腫れない自分でできるセルフケアについてもお話ししています。（瞼の手術は奥が深い⑨を参照して下さい。）

 

 

 

悩まれている方は是非一度カウンセリングにいらっしゃって下さい。

初診はご予約制になりますので、HPからお電話・LINEで予約を宜しくお願い致します。

【施術内容・手術時間】

眼瞼下垂手術（挙筋前転法）、両目で約1時間30分

自費の場合（脂肪除去と併用の場合）：38.5万＋11万（税込み）

※保険適応の場合もありますが 、他院自費治療後の修正の場合は自費治療になります。

【施術のリスク・副作用について】

・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。

・腫れは個人差がありますが、手術直後から少し腫れがあり、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは１～２週間程度です。

・術後のむくみや細かな左右差の改善には、３ヶ月程度かかります。

・内出血が起こった場合は完全にひくまでに２週間程度かかることがあります。

・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。

・手術当日は、洗顔をお控え下さい。

・手術後３日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。

・ケロイド体質の方は傷跡が残りやすい場合があります。

・効果には個人差があります。また、部位によってはそれほど改善が実感できないことがあります。

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